多機能なiPhoneは、普段の生活を便利にしてくれますが、どうしても不具合が尽きず、困ってしまうこともよくあります。
今回は、その不具合の中でも、ロック画面が反応しないときについて、対処方法をまとめています。iPhone15についての発表や発売を待ちながら、過去の不具合事例を知って、事前に備えておきましょう。
現行で最新のiPhone12シリーズの中で、iPhone12 miniについて、ロック画面が反応しない不具合が多数報告され、一時期は問題になりました。
ユーザーからは、ガラスフィルムや背面ケースを使用しているときに発生すると報告され、原因としてタッチスクリーンの静電導かアースの不良と推測されていました。
この不具合については、Appleのパッチ配信があり、現在では解決済みです。 (現地時間2020年11月19日、iOS 14.2.1より: iPhone miniでロック画面が反応しないことがある問題)
iPhone12 miniの事例では、ユーザーにできる対処がケースやフィルムを外すことくらいで、Appleの対応を待っていた状態でした。しかし、ロック画面が反応しないという不具合は、機種不良だけでなく、日常的にも発生することがあります。
その不具合の原因として、以下のものが考えられます。
これらの原因で発生した不具合は、ちゃんと対処することで解決できる可能性が高いです。以下で対処方法についてまとめているので、順番に見ていってください。
故障や不具合ではなく、単純にタッチパネルが反応しづらくなっている可能性を考えます。
まずは、クロスクリーナー(ティッシュやウェットティッシュでも代用可)で、画面についているゴミや油・指紋などを拭き取りましょう。
それでも解決しなければ、フィルムが厚すぎるなど、何か問題があるかもしれません。
その他、iPhoneを落とすなどでフィルムが割れることもよくあります。
これらの原因が推測されるときは、新しいフィルムに貼り替えましょう。
フィルムではなく液晶自体が割れていたり、何かしらの原因で内部故障やバッテリー膨張が起きていたりして、画面が反応しないのかもしれません。これらの不具合については、個人では対処できないので、Appleに修理を依頼しましょう。
普段から、落下や過度な水没に気をつけておけば、ほとんど発生しないものの、時にはiPhoneの出荷時の不具合という場合もあります。その際はリコール対象になるかもしれないので、Appleの情報を確認しましょう。
iPhoneでどうしてもロック画面が解除できないときに、活躍してくれるツールがあります。
「Dr.Fone - iPhone画面ロック解除」は、簡単な不具合から致命的なものまで解決して、iPhoneを起動してくれます。
「Dr.Fone - iPhone画面ロック解除」でロック解除する手順は、以下の通りです。
絶対に注意してほしいのは、このツールでできるだけ多くの不具合を直すために、一度iPhone内のデータが削除される点です。バックアップがないと、iPhone内のデータが完全に消えてしまうので、必ず事前にとっておきましょう。
その点さえ気をつければ、iOSが原因でロック解除できない不具合を確実に直してくれるので、積極的に活用してください。
iOSやソフトウェアに問題があるとき、ロック画面が反応しないことがあります。前述のiPhone12 miniの事例でも、iOSのアップデートによって改善しました。
まずは最新のアップデートがあればインストールしておきましょう。また、ソフトウェアの不具合は、再起動で直ることも多いです。サクッと再起動して、動作確認してみましょう。
今回は、iPhoneでロック画面が反応しない不具合の対処方法について、解説してきました。iPhone15での不具合にも対処するために、「Dr.Fone - iPhone画面ロック解除」を導入しておきましょう。
5分でiPhoneやiPadのロック画面を解除します。
藤原 弘子
編集長