iPhoneを使っているなら、1度はリンゴループを経験したことはあるのではないでしょうか。iPhone15も例外にもれず、アップルマークが延々と表示されて先に進まない、といった現象が起きることがあります。1度陥ってしまうと、なかなか抜け出すことが難しいと言われているリンゴループですが、ここでは発生してしまう原因とともに、予防や対策もご紹介します。
最新記事:
iPhoneを起動させる時に、Appleのロゴ、リンゴマークが表示されます。通常は表示後普通画面に進みますが、起動画面が表示されたままフリーズしてしまう現象が起こることもあります。それがリンゴループと呼ばれているものです。
リンゴマークが長時間表示されまったく前に進まない、表示されていたマークが歯車に変わり、電源が切れたかと思ったら勝手に再起動、を延々と繰り返す、マークが一瞬消えてまた出現を繰り返すだけなど、その症状は複数あります。もし起動しても操作画面に移動しない場合は、リンゴループに陥ったと考えて良いでしょう。
リンゴループの原因はいくつかあります。アップデート中にインターネットの接続が遮断されたなど、iOSアップデートが失敗すると発生することがあります。アプリの更新にエラーが出ていたり、脱獄アプリ(Appleストアからダウンロードできない非公認のアプリ)をインストールしたため、iPhone内で不具合を起こす場合も発生します。
起動ファイルの破損も原因の一つです。その他スマホ本体に破損している場所があったり、強制終了を繰り返すと言った行為もアップルのロゴが表示されたまま、操作画面に移動しない、と言った不具合につながります。
1、一番身近な方法は、強制的に再起動させることです。ボリュームアップボタンを押してすぐ放し、続いてボリュームダウンボタンを押してすぐに放します。その後サイドボタンをアップルマークが出てくるまで長押しします。
2、iPhoneのバッテリーを新しいものに交換するというのも効果的です。古いバッテリーは電気をためておく力が弱まり、起動した時に不足することが考えられるからです。
3、使用しているSIMが故障していた場合も発生の原因と考えられています。その場合は、一度SIMを抜いて試してみましょう。もしSIMが故障していたら、新しいものと交換します。
リンゴループになる原因は多岐にわたっているため、発生を完全に防ぐことはほぼ不可能と考えられています。ですが、iPhone11のケアや管理をしっかりすることで防げるものもあるので、予防策がないわけではありません。
リンゴループの原因に、バッテリーが古くなったり、本体が故障していると言ったものがあります。これらは、パーツを取り替えたり、iPhone11を丁寧に扱うことで発生を防ぐことが可能になります。修理に出して雑に取り扱われた場合も原因と言われていますので、正規のプロバイダなど信頼できるお店に修理に出すようにしましょう。
リンゴループが発生した場合、強制的に再起動するなどいくつか対処法はありますが、それでもなおらない場合もあります。修復が難しい場合は、iOS修復ソフトを使います。ソフトを使えばデータを消失することなく解消することができます。こうした修復ソフトはネット上でダウンロードでき、無料体験版なども出回っていますので、入手しやすいでしょう。
これらのiOS修復ソフトは、リカバリーモード復元に失敗したり、iPhoneが起動しないなど、複数の不具合にも対応しているものもありますので、1つ持っているといざという時に役に立ってくれます。
Wondershare社の「dr.fone - iPhone起動障害から修復」を利用すれば、データ損失なしでiOSシステムを修復することができます。iOSデバイスを接続して、数分間で起動しないiPhone・iPad ・iPod touchを正常に復元することができます。
リンゴループが発生する原因は多岐にわたっています。中には外的な要因で発生しまうものもあれば、iPhone内部の故障や不具合で起きることもあります。日頃から調子をチェックし、古いパーツなどを取り替えることが予防に繋がります。万が一の不具合に備えて、「dr.fone - iPhone起動障害から修復」を用意しておくというのも、安心材料になります。
起動しないiPhoneを救出するソフト
藤原 弘子
編集長