カテゴリ: iPhone7/iPhone8
なんと2017年の今年度中にiPhone発売10周年記念として、iPhone 8のモデルが発売されると情報が出ていますが、そのモデルにdual Sim/デュアルSIMが搭載されるかもしれないと話題になっています。
ライバルモデルでもありますAndroidの端末では、ヨーロッパや中国向けの製品では一部ではありますが、すでに発売されています。 それでは、dual Sim/デュアルSIM とは一体どのようなものでしょうか。
基本私達は端末1台に対して、1個のSIMカードを使用していますが、dual Sim/デュアルSIM対応の端末では、2つのSIMカードを同時に挿入対応して、ネットワークや電話の通話を切り替えられる端末のことをいいます。 そういう意味では、1台の端末をビジネス用とプライベート用に分けて使うこともできます。 他には違った契約内容のSIMカードを1台の電話機で切替えて使う事ができますので、端末を2台持ち歩く必要が無くなる優れたアイデア商品です。
しかし、そもそもは1台の携帯なので2枚のSIMを同時に利用することはできないというのは当たり前です。 使用例として1個のSIMは大手の携帯会社と契約して、もう1個は格安の携帯会社と契約が可能になります。電話番号も1台で2個の番号を受け持っている訳です。 ただしここで注意しなくてはいけないのがdual Sim/デュアルSIMには3つのタイプがあります。知っておかないと後々痛い目に合うかもしれません。実は使用できることがタイプにより異なっています。
まずは、シングルスタンバイというものがありますが、こちらは2枚のSIMを同時に待ち受けできないということです。要するに使用する毎に使用したいSIMに手動で切替えなければならないということです。これはちょっと面倒ではないかと思います。
次にディアルスタンバイというタイプでは2枚のSIMを同時に待ち受けできるタイプです。手動で切り替えることなく、どちらかのSIMで通話中であれば、もう一方のSIMではインターネット等は使用不可となります。ただ一般の使い方では通話中にインターネットなどの通信をすることはほとんどないと思います。
最後にデュアルアクティブと呼ばれるものは、2枚のSIMを同時待ち受けできる点はディアルスタンバイと同じですが、どちらかのSIMで通話中でももう一方のSIMでインターネット等の通信が可能となっています。 使用するならディアルスタンバイかディアルアクティブのどちらかのタイプの機能を選びます。
このSIMの正確な呼び名は「SIMカード（シムカード）」と呼びます。とても小さなICチップのカードです。端末購入時に誰もが一度は目にしたことがあると思いますが、普段では内部に組み込まれていて滅多に目にすることは無いと思います。 小さなSIMカードには、携帯電話番号と対応した固有のIDが組み込まれています。要するに「誰の携帯電話として使うか」を決めるようなものです。SIMカードを別の端末に移し変えるとその端末はSIMカードに登録された番号になります。 また、このカードがないと端末はまったく機能しません。小さいけれど大切な役割を受け持っています。
ちなみに、SIMカードの機能を拡張した「UIMカード」というものもありますが、こちらも同様にSIMカードと呼ぶことが一般的となっています。 本当にiPhone8 にdual Sim/デュアルSIM搭載モデルを出すかは現時点では、まだ明確な答えは出せません。しかしライバルのAndroid製ではすでにdual Sim/デュアルSIM搭載のモデルが発売されていることや、iPhoneのユーザーなどからも発売を期待していることからも、中国限定で発売がされるかも知れません。
アップルは、米国時間9月12日に、 2017年9月に発売する新機種iPhone 8/8 plus/XにはデュアルSIM・対応のモデルがないことを判明しました。デュアルSIM対応に期待しているお方は少しがっかりするかもしれないですが、iPhone 8はワイヤレス充電、大人気のカメラなど、魅力的な機能をたくさん搭載しているので、iPhone 8に機種変更する価値があると思います。
実際にApple社では中国の国内で2つのデュアルSIMに関する特許を出願したという情報もあります。 その為、中国限定で今年発売予定のiPhone８にdual Sim/デュアルSIMが搭載され、タイプとしてはデュアルスタンバイになることも考えられます。 いずれにせよ、中国の人口数から考えると大きな市場マーケットであることは間違いありません。来年次期の新iPhoneには、デュアルSIMに対応することを期待しましょう。
iPhone8の削除したデータを簡単に復元！
akira
編集