発売発表前から様々な情報や予想が出ている2018年のiPhone最新機種ですが、今秋発売が予測されており断片的な情報が徐々に出回り始めています。 発表が予想される機種は「iPhoneXS」「iPhoneX(2018)」「iPhoneXS」(全て仮称)の3つといわれていますが、この中からiPhone8の後継機種とされるiPhoneXSの予測スペックと新機能の情報を紹介したいと思います。
台湾の調査会社TrendForceの発表では、iPhoneXSは6.1インチ液晶画面、ストレージ容量は64GBと256GBの2種類と予測しています。 iPhoneXでは有機ELディスプレイを採用しましたが、調達価格を抑えるためiPhone8と同様の液晶となる見込みです。iPhoneXシリーズが高価格・ハイスペックとなり、iPhoneXSは廉価版として価格を抑えてくるものと予想されています。 ストレージについてはiPhone8、iPhoneXと同様のラインナップとなるようです。"
iPhone8やiPhoneXに搭載されたCPU「A11」は6コアだったのに対して、iPhoneXSでは8コアの「A12」が搭載されるのではないかといわれています。 CPUというのはスマートフォンの計算装置で、性能が高いほど処理速度が向上します。6コアから8コアというのは計算をする頭脳が6個から8個になるということで、同時に並列で処理を行う数が増えることになります。 8コアCPUはAndroid端末ではかなり多く採用されていたのですが、iPhoneXSでついに採用されるのではないかといわれています。 また「A12」は消費電力を抑える設計がさらに進むと見られており、電池の減りが気がかりなユーザーにとってはその点でも期待できます。"
機能的な特徴としてはホームボタンを廃止したベゼルレスのフルスクリーンと指紋認証「TachID」から顔認証「FaceID」への移行が予想されています。 ホームボタンや指紋認証が無くなる分、ディスプレイの領域はその分大きくなります。 ホームボタン廃止も顔認証もiPhoneXから既に採用されていたのですがどちらも賛否があり、従来のホームボタンと指紋認証のiPhone8を選択したユーザーもいたようなので、これについては吉と出るか凶と出るかなんともいえないところではあります。
iPhoneXSからの新機能として注目されているのが、iPhoneシリーズ初のデュアルSIM対応です。 デュアルSIMとは名前の通りSIMカードを2枚使うことができ、端末を2台持ちしなくても複数の番号を1台でまとめて管理することができます。 また通話用SIMとデータ通信用SIMという分け方をして、通話料金の優遇は大きいけどデータ通信量のかかる大手キャリアのSIMと、データ通信が安い格安SIMを組み合わせることで通信費を抑えることも可能です。 これまでAndroidのSIMフリー端末で採用されてきましたが、iPhoneXSからついにiPhoneでもデュアルSIMが採用されるのではないかと期待されています。"
iPhoneXで搭載されたデュアルカメラは望遠レンズや光学手ぶれ補正、ポートレートモードやポートレートライティングモードなど機能が充実しており、デジタルカメラを凌駕するくらいの性能があります。 デュアルカメラの搭載は同時発売のiPhoneX(2018)やiPhoneXSのみでiPhoneXSは見送られるのではないかといわれています。 シングルカメラでも十分な性能を持っているのですが、Androidではカメラの性能に特化した機種もあり、その点ではやや劣る可能性があります。
iPhoneXSはiPhone8の後継といわれていますが、スペックや機能はどちらかというとiPhoneXを継承した部分が多く、「廉価版iPhoneX」というイメージが近いかもしれません。 予想価格も7~8万円台と、10万円を超えるiPhoneXと比較すると若干抑えられています。 iPhoneXへの乗り換えを躊躇していたユーザーにとっては魅力的な商品になるのではないでしょうか。今年新機種を発売する際、iPhoneXSを購入する人はきっと多くなると想像できます。iPhoneXSを購入するユーザーさんには便利なツールをおすすめしたいと思っています。それがWondershare「dr.fone - データ移行(Windows版)」です。簡単に古い携帯からiPhoneXSにデータを移行できます。
古いiPhoneからiPhone 8/8 Plus/Xにデータ移行
akira
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