※補足:本記事の対処法は最新のiPhone 13/13 Pro/13 Pro Max/13 miniとiOS15をサポートします。
iPhone XS/XRの電源を入れてシステムを起動すると、最初にリンゴのマークが表示されてシステムファイルの読み込みが行われます。システムが正常に起動できればリンゴマークが消えてパスコードの入力画面が表示されます。システムファイルの破損などが原因で起動に失敗すると、何度もリンゴのロゴが表示されて先に進めなくなってしまいます。リンゴのマークが表示されて起動ができなくなる状態のことを「リンゴループ」と呼びます。
セーフモードで起動したりiTunesでシステムの更新を試みてもリンゴループから回復しない場合には、工場出荷時の状態に復元(初期化)させる必要があります。初期化の方法ですが、iPhone XS/XRの電源をオフにしてパソコンに接続します。パソコンのiTunesを起動してデバイスのホームボタンと電源ボタンを長押しして、リンゴマークが出たらホームボタンだけを押し続けます。警告メッセージが表示されるので、そのまま進むと工場出荷時の状態に初期化されます。初期化に成功すればリンゴループから回復しますが、デバイスに保存されていた全てのデータや設定情報が消えてしまいます。トラブルの前にiTunesのバックアップが保存されていれば、データを復旧させることができます。
ごく稀に、iTunesを使用して回復を試みてもデバイスの初期化ができない場合があります。このような状態に陥ってしまったら、もはやその端末の復旧は不可能です。修理店やショップに持ち込んで修理を依頼すると新品との交換修理となり、デバイスに保存されていたデータを取り出すことはできません。新品と交換した場合、故障前に保存したiTunesのバックアップデータが存在すれば復旧をさせることが可能です。ただしバックアップを作成した後に作成したファイルは、二度と取り戻すことができません。
iPhone XS/XRが物理的に故障・破損していなければ、システムファイルだけを入れ替えることでリンゴループから復元させる方法があります。「dr.fone-iPhone起動障害から修復」を利用すればストレージ内のシステムファイルだけを書き換えることが可能で、ユーザーが保存したデータは失われません。「dr.fone-iPhone起動障害から修復」には、起動障害などが原因で意図せずに勝手に削除されたファイルを復活させてパソコンに保存することができる便利な機能を備えています。このソフトを利用すればバックアップを保存していない場合でも、大切なデータを失わずにシステムの復元・復旧が可能です。
インターネットに接続ができるパソコンでdr.foneを起動するとメイン画面が表示されるので、「起動障害から修復」を選択します。
次にデバイスを接続してソフトに検出されるのを待ちましょう。検出ができない場合には、画面の指示に従ってiPhoneをリカバリー(DFU)モードに切り替えてから再度接続します。
検出に成功すると、修復用のファームウェアのダウンロード画面が表示されます。機種とOSを確認して「ダウンロード」ボタンをクリックします。
ファームウェアを保存したらメッセージが表示されるので、「いますぐ修復」ボタンをクリックすると復旧作業が始まります。作業が完了したらケーブルを取り外して、デバイスを再起動してみましょう。この方法で復旧作業を行うと、ユーザーが保存した電話帳や写真・音楽などのデータは残されています。
一度リンゴループに陥ってしまうと、工場出荷時の状態に初期化をしなければ回復ができないケースがほとんどです。「dr.fone-iPhone起動障害から修復」はシステムファイルだけを書き換える機能を搭載しているので、大切なデータを失わずにシステムの復旧ができます。このソフトは、利用者が意図せずに勝手に削除されたファイルを復活させてパソコンに取り出す機能も備えています。
akira
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