iOS 11アップデート中にiPhoneがリカバリーモードで文鎮化になった場合の解決法は?

akira

カテゴリ: iOS11

iOSのアップデート中にiPhoneがリカバリーモードに入っていまい、文鎮化してしまったという経験があるのではないでしょうか?最新のiOS11でも、アップデート中にiPhoneがリカバリーモードになってしまうことは当然あります。

今回は、iOS11のアップデート中にiPhoneがリカバリーモードで文鎮化になった時の対処法を紹介します。

追記:本記事の対処法は最新のiOSバージョン(iOS15ベータ版)に対応済みです。操作方法は同じとなります。

iOS11のアップデート中にiPhoneがリカバリーモードになった

なぜ、アップデート中にiPhoneがリカバリーモードになってしまうのでしょうか?リカバリーモードになってしまうのは以下のような原因が考えられます。

  1. iOS11のアップデート中にWi-Fiからの接続が切れてしまった。
  2. iOS11のアップデート中にiPhoneの電源が切れてしまった。
  3. iOS11のアップデート中にiPhoneを接続しているPCの電源が切れた、又はスリープモードになってしまった。

などといった原因が挙げられます。

iPhoneがリカバリーモードになる原因は、アップデート中のiOS起動時やデータ書き換え作業時などに、何らかの理由でアップデートが中断されることによって、引き起こされます。つまり、iPhoneが正常に起動できなくなったために、このような状態になったと言えます。

iTunesでiOS11のアップデート中リカバリーモードになったiPhoneを復元する方法

iOS11のアップデート中にiPhoneがリカバリーモードになってしまった場合には、iTunesを利用することで、iPhoneをリカバリーモードから復元することができます。

リカバリーモードからiPhoneを復元するには、以下の手順で行うことができます。

  1. iPhoneをパソコンと接続し、iTunesを起動します。
  2. iPhoneを強制再起動します。
    iPhone6s以前の場合は「スリープボタン」と「ホームボタン」を同時に、iPhone7/iPhone7 Plusの場合は「スリープボタン」と「ボリュームのマイナス」を同時に押し、iTunesのロゴが表示されたら手を離します。
  3. パソコンにメッセージが表示されたら「アップデート」をクリックします。
  4. 「iPhoneをアップデートできない場合は、工場出荷時の設定に復元する必要があります。」と表示された場合は、再び「アップデート」をクリックします。
  5. すると、iOS11のダウンロードが開始されるので、完了するまでしばらく待ちます。
  6. ダウンロード完了後、iPhoneが自動で電源がオンになります。

※自動で電源がオンにならない場合は、手動で電源を入れて下さい。

以上でiTunesを利用したリカバリーモードからの復元は完了です。

また、iTunesを使ってiOS11のアップデートに失敗した場合には、iPhoneを「復元」する必要があります。しかし、この方法ではiPhone内のデータが完全に消え、初期化されてしまうので、必ずバックアップがある前提で行って下さい。

上記の手順4.で「アップデート」ではなく、「復元」をクリックします。次に「復元とアップデート」をクリックします。後は、表示される指示に従って操作を行うことで、iPhoneをリカバリーモードから復元することができます。

iTunes

dr.fone-iPhone起動障害から修復 』でiPhoneを復元する方法

iTunesを利用する以外に、Wondershare「dr.fone」の一部の機能である、『dr.fone-iPhone起動障害から修復 』を利用することで、リカバリーモードになってしまったiPhoneを復元することができます。

ステップ1:dr.foneを起動して、メイン画面から「起動障害から修復」をクリックします。

「起動障害から修復」をクリック

ステップ2:リカバリーモードになったiPhoneをパソコンに接続し、「スタンダードモード」を選択します。

左側の「iOS修復」をクリックすると、以下のように「スタンダードモード」および「アドバンスモード」二つのオプションが表示されます。まずは「スタンダードモード」でお試し下さい。
注意:「スタンダードモード」はデータを消せずにほとんどのiOSデバイス起動障害問題を修復できます。「アドバンスモード」はより多くのiOSデバイス起動障害問題を修復できますが、デバイスにあるすべてのデータが消去されます。

「開始」をクリック

もしもデバイスが検出されない時は、iPhoneをリカバリーモードにしなくてはなりません。

  • その他のAppleデバイスをリカバリーモードにする手順は以下の通りです。

1:iPhoneの電源を切る。

2:パソコンとiPhoneをUSBケーブルで接続し、iPhoneの画面上でリンゴマークが出るまでホームボタンを長押しします。

3:しばらくすると「iTunesに接続」という表示が出ますので、それまでホームボタンを押し続けます。

その他のAppleデバイス

  • iPhone7/7Plusの場合は、

iPhone7/7Plusの場合は若干手順が違いますので注意が必要です。

1:iPhoneの電源を切る。

2:パソコンとiPhoneをUSBケーブルで接続し、iPhoneの画面上でリンゴマークが出るまで「音量下ボタン」と「電源ボタン」を同時押しします。

3:しばらくすると「iTunesに接続」という表示が出ますので、それまで「音量下ボタン」と「電源ボタン」を同時押しし続けます。

iPhone7/7Plusの場合は

  • iPhone 8/8 Plus/Xの場合は、

iPhone 8/8 Plus/Xの場合は若干手順が違いますので注意が必要です。

1:iPhoneの電源を切る。

2:「音量下ボタン」と「電源ボタン」を同時に押しします。

3:白いリンゴロゴが出て、押しし続けます。

iPhone 8/8 Plus/X

ステップ3:iPhoneの機種、モデル、OSバージョンを設定し、「ダウンロード」をクリックします。

iPhoneの機種、モデル、OSバージョンを設定

ファームウェアがダウンロードされるので、しばらく待ちます。

ファームウェアがダウンロード

ステップ4:ダウンロード完了後、プログラムが自動的に確認します。そして「いますぐ修復」をクリックします。

「いますぐ修復」をクリック

修復が開始されるので、完了するまでしばらく待ちます。(「スタンダードモード」でデバイスを修復できない場合、「アドバンスモード」でもう一回試し下さい。)

修復が開始

以上でiOS11のアップデート中リカバリーモードになったiPhoneを復元する操作は完了です。

いかがでしょうか?iOS11のアップデート中にiPhoneがリカバリーモードになってしまうのは、何らかの不具合によってアップデートが中断されることで発生してしまいます。しかし、iTunesさえ利用できる環境があれば、リカバリーモードになってしまったiPhoneを復元することができます。

また、Wondershare「dr.fone for iOS」の『dr.fone-iPhone起動障害から修復 』を利用することで、データを失うことなくiPhoneをリカバリーモードから復元することが可能です。機会があれば利用してみはいかがでしょうか。

dr.fone-iPhone起動障害から修復

dr.fone-iPhone起動障害から修復

iOS11のアップデート中リカバリーモードになったiPhoneを復元する方法

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