iOS11がもうすぐリリースされると様々なサイトで囁かれ、解禁日はiPhone8と同じ2017年9月と予想されています。気になることと言えばやはりiOS11の対応機種です。一部では、iPhone5やiPhone5sはiOS11に対応しないとまで言われています。
そんなiOS11ですが、今回はiOS11の対応機種について紹介したいと思います。
iOS 11はほぼ全てのiPhone、iPadの端末に対応しているとされています。しかし、iPhone4/iPhone4sには対応していません。理由は、iPhone4/iPhone4sはiOS10から非対応になり、最新のアップデートができなくなったからです。では、具体的にiOS11は、どの機種に対応しているのでしょうか。iOS11の対応機種は以下の通りです。
iPhoneモデル:iPhone5s、iPhone5c、iPhone6、iPhone6 Plus、iPhone6s、iPhone6 Plus、iPhone SE、iPhone7、iPhone7 Plus、iPhone8、iPhone8 Plus、iPhone X
iPadモデル:iPad Air、iPad Air 2、iPad mini 2、iPad mini 3、iPad mini 4、iPad Pro 9.7-inch、iPad Pro 12.9-inch
iPodモデル:iPod touch第6世代
となっています。アップル公式ページでも発表しましたので、間違いないでしょうね。
iPhone5モデルは、全てiOS11に対応すると予想していますが、一方でiPhone5/5sなどは、iOS11の対応機種ではないとも言われています。実際はどうなのでしょうか?
実はiPhone5は確かにiOS11から外れますが、iPhone5Sは対応しています。以下いくつかの根拠から予測しましょう。
まず、古いiPhoneモデルを見ていくと、最新のiOSにアップデートし続けられた期間は、それぞれ発売から約3年~5年の間でした。iPhone3Gの最終バージョンはiOS4.2.1で発売から約3年、iPhone3GSの最終バージョンはiOS6.1.6で発売から約4年、iPhone4の最終バージョンはiOS7.1.2で発売から約4年、iPhone4sの最終バージョンはiOS9.2.1で発売から約5年となっています。そう考えると、今年でiPhone5は5年目になるため、最新バージョンのiOS11が非対応になる可能性が十分あります。しかし、iPhone5Sはまだ4年目なので、iOS11は対応しているのも当たり前だと思います。
iPhone5モデルがiOS11に対応しないと予測している理由はもう一つあります。それは、iOS9やiOS10で32ビットのアプリを起動すると、「iPhoneの動作が遅くなる場合があります」という警告が表示されるからです。最新のiOS10.3 Beta 1では、32ビットのアプリを起動すると、将来のバージョンで使えなくなると警告が表示されるようになったと言います。つまり、この表示が出ているということは、将来的には64ビットのアプリしか使えなくなることを意味しているそうです。
iPhone5モデルの中でもiPhone5とiPhone5cは、「A6」というプロセッサが搭載されています。このプロセッサは32ビットでデータを処理します。iPhone5sとiPhone6以降の機種には、64ビットでデータを処理するプロセッサが搭載されています。また、見て分かるように、64ビットは1度に処理できるデータ量が多く、32ビットよりも高速で処理を行なうことができます。
根拠から考えた予測ですので、iPhone5モデルがiOS11に対応しなくなるとは限りません。しかし、iOS11以降のバージョンからiPhone5モデルが非対応になる可能性はゼロではないです。
いかがでしょうか?
まだまだ予測の域を出ませんが、iPhone5モデルはiOS11に対応するという考え方や、今回からiPhone5モデルは非対応になるという考え方があり、意見が分かれています。現時点ではどちらが正しいとは言えません。iPhone5のユーザーにとってiPhone5モデルがiOS11に非対応になって欲しくないものです。
安心・安全でiOS11へアップデート
akira
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