皆さんはスマホやタブレットPCの「機内モード」を活用していますか?「機内モード」を知らない方のためにご説明いたしますと、電話・メールやインターネット等の一切の通信を遮断するモードです。「機内モード」を使用しても機器本体の稼動に影響はなく、通信を行わないためにバッテリーの稼働時間を延ばすという効果があります。
また、「機内モード」にしてもWi-Fiには接続可能なので接続中のみ通信を行い、Wi-Fi接続が切れれば「機内モード」になります。「機内モード」を有効活用して、各キャリアの通信量制限に引っかからないように、極限まで通信を抑えるというテクニックもあります。
皆さんは飛行機を利用しての旅行は良く行かれるでしょうか。もう行楽シーズンは過ぎてしまいましたが、時期をずらしてお休みを取って旅行…という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
空の旅というと、窓からの景色を楽しむ、旅先のチェックをしておく、漫画やゲームといったホビーを用意して楽しむなど色々な時間潰しがありますね。最近ではスマホやタブレットPCを持ち込んで、あらかじめそこに漫画やゲーム、映画などを入れておいてフライト中に楽しむという方も増えているようです。皆さんはいかがですか?
しかし、ネックとなるのがスマホなどの電子機器を「機内モード」にして、一切のネット接続を断たなければならない場合が多いということです。いわゆる「ガラケー」が急速に普及した90年代の「電子機器の利用禁止」時代よりははるかに規制が緩和されました。
それでも「せっかくスマホやタブレットを持ち込んだのだから、インターネットに接続してSNSや動画サイトを見たり、ソーシャルゲームをプレイしたりしたい」という方も多いのではないでしょうか? 特にソーシャルゲームは、期間限定でイベントが開催されることが多いため、プレイできない時間が惜しいというヘビーユーザーもおられるでしょう。
ここ数年の間にJALやANAなどの航空会社にて、「機内Wi-Fi」が利用可能になったのはご存知でしょうか。各航空会社によって料金が異なりますが30分/5MB1000円前後からと時間と容量制限があり、地上のWi-Fiと同等のサービスを受けられるというわけには行きませんが、それでもSNSをするには十分な送受信が可能となっているようです。
機内で記念写真を撮って投稿するといったことも問題なく行えています。100MB/フライト中という時間制限がないプランでも2000円前後と、手軽な価格でソーシャルゲームのプレイにも耐えうる通信量を確保することが可能になっています。利用方法は航空会社によって異なりますので、各々利用される航空会社の公式ホームページなどでご確認ください。
「機内モード」でWi-Fi接続を行う手順は、「機内モード」にする→Wi-Fiに再接続するという手順ですが、今秋登場予定のios11では「機内モード」にしてもWi-Fi接続が切れることが無くなるので、一手間が省略されることになります。さらに、Bluetoothの接続も切れることなく維持されるため、Bluetooth対応のヘッドホンやキーボード・マウスなども再接続を要することなく使用できるようになるとのことです。非常に便利ですね。
また、iOS 11に標準搭載のマップアプリの改善により、構内マップが確認できるようになると発表されました。ショッピングモールや空港内部などの詳細な施設情報をマップで確認できるようになります。
これにより、広い空港内でチェックインカウンターや搭乗口の場所が分からず迷ってしまうといった事がなくなり、搭乗前に慌てずに済むわけですね。最初は主要都市で順々に対応していく予定なので、いずれは全世界の空港の構内マップが見られるようになる日も近いかもしれません。
「機内モード」を含め空の旅にかかわる様々な事柄についてお話させて頂きましたが、いかがだったでしょうか?もしこれから飛行機を利用される方は、ぜひ今回の内容を参考にして頂きたいと思います。今秋配信予定のiOS 11でさらに快適になる空の旅を楽しんで下さいね。iOS11へアップデートしたい場合、iOS11アップデートという記事をご覧ください。
iOS11アップデート対策ソフト:安心・安全でiOS11へアップデート
akira
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