近年、話題となっているのが新しい通信システムの「5G」です。一体5Gとはどのような通信方式なのでしょうか。また、iPhoneの最新モデルといわれているiPhone11はこの5Gに対応しているのでしょうか。この記事では5Gの概要と、新型iPhone11での対応について紹介するので、参考にしてください。
追記：
現在主流となっている通信方式は4Gですが、ごく最近5Gのサービスも開始され始めました。4Gと比較すると5Gのどこかが優れているのでしょうか。最初の特徴としては、4Gと比較すると、5Gの通信速度が格段に上がります。従来の通信速度は、100Mbps～1Gbps程度ですが、新しい通信方式では、最大100Gバイトで、従来方式と比較すると100倍から1,000倍程度の通信速度が確保可能です。従来方式であると10秒近くかかっていた通信速度が、新しいシステムであると、0.1秒未満でダウンロード可能なのです。また、同時接続数が増えるというメリットもあります。
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説明したように、素晴らしい性能を持つ新しい通信方式の5Gですが、実はiPhone11では残念ながら対応していません。iPhone11シリーズでは、Intelが開発したスマートフォンモデルを採用しています。実際に採用されているモデムは、Intel製のXMM7660と考えられています。iPhone7時代に採用されていたモデムは、キャリアによりIntel製のモデムと、Qualcomm製のモデムを使い分けていました。アップルが性能評価した結果、Qualcomm製がIntel製の性能を上回っていることが確認されています。Intelは5Gへの取り組みが遅れていますので、iPhone11でも5Gの対応は見送られたわけです。
現行のiPhoneでは、電波が悪く突然通信が途切れたり通信速度が極端に落ちてしまうことがあります。その要因は何なのでしょうか。例えば、人が密集したライブ会場などでiPhoneを使用すると、通信が混雑することにより電波環境が悪くなることがあります。その他の要因としては、iOSを古いバージョンのまま使っていることも通信速度低下につながります。その他、自然災害などの影響で、基地局がダウンしていることもあり、その場合には通信がストップしてしまうことが多い傾向にあります。
iPhoneを利用していて電波状態が悪いと感じたら、iPhoneを横向きにして待ってみましょう。携帯電話用の通信は、水平検波式が採用されています。その為、iPhoneを横向きにすることで、電波の受信状態を良好にすることが可能です。また、古いiOSを使っているのであれば、最新iOSにアップグレードしましょう。最新のiOSにすることで通信速度が速くなることがあります。その他にも、iPhoneを一度電源を入れ直すだけで改善することもあります。基地局がダウンしている場合は復旧を待つしかありません。
電波状況を改善する為に、iOSを最新の物にアップグレードする事を推奨しましたが、最新のiOSにアップグレードする場合は、念の為、iPhoneのデータをパソコンに保存しておきましょう。その訳は、iOSのアップグレード時は、データを失ってしまう恐れもある為です。iPhoneに保存されたデータをパソコンに保存する為には、パソコンと接続してiTunesにて保存が可能です。また、パソコンでiPhoneのデータを保存が出来るソフトの中には、「Ⅾr.Fone iOS Suite」という物も存在します。iOS13へアップデート途中に起こる起動しないなどの不具合を修復できます。機種変更する時、OSを問わずにスマホ間でデータを簡単に移動できます。データ消去や画面ロック解除などの素敵な機能を持ちます。
今盛んに話題になっている5Gという新しい通信方式ですが、残念ながらiPhone11では対応していません。これは、iPhoneがIntel製のモデムを使用していることに起因しています。また、iPhoneが通信状態が悪い時はいくつかの理由が考えられます。今回紹介した改善案を利用して、快適な通信速度を取り戻してみましょう。
iPhoneバックアップ復元ソフト
藤原 弘子
編集長