(iTunesエラー3014)iPhoneがエラー3014で復元できない場合の対処方法

iTunesでiPhoneを復元しようとした時に「不明なエラーが発生しました(3014)。」という復元エラーが出た場合の対処方法について紹介したいと思います。

「エラー3014」はiPhoneを復元&最新版のiOSにアップデートしようとすると出ることがあるエラーです。このエラーが出た場合、hostsファイルに原因があると考えられます。では、hostsファイルの確認と対処方法について説明いたします。

iTunesエラー3014の一般の解決方法

まずhostsファイルがどこにあるのかというところから解説しますが、ここからはwindowsの場合の手順になりますのでご了承ください。

  1. メモ帳を右クリック
  2. 「管理者として実行」を選択(このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?と聞かれますので、「はい」を押します。)
  3. メモ帳の「ファイル」→「開く」→文書の種類を「すべてのファイル」に変更。
  4. 今開いているファイルが書かれている枠内に「%SystemRoot%\System32\drivers\etc\hosts」を貼り付けます。
  5. 開かれたファイルの「gs.apple.com」と書かれている箇所を探し、その行を削除します。(複数行書かれている場合もあります。)。
  6. 全ての「gs.apple.com」の行を削除したら、上書き保存。

上記の手順が完了したら、パソコンを再起動し再度iTunesでiPhoneを復元してみます。きっと「エラー3014」が改善されていることだと思います。

ここまでiTunesでiPhoneを復元する際の「エラー3014」についての対処方法について紹介いたしましたが、そもそもiTunesがエラーが頻発しやすいということを鑑みると、他のソフトを使った方が安全かつ簡単かもしれません。そこで今回紹介したいのがwondershare社の「dr.fone-iPhone起動障害から修復」を使った復元方法です。

「dr.fone-iPhone起動障害から修復」でエラー3014を解決する方法

「dr.fone-iPhone起動障害から修復」にはiPhoneのバックアップを取ったり、エラーを修復したりと様々な機能がありますが、今回は「dr.fone」のメニューの中にある「修復」機能の使い方をご説明いたします。

ステップ1:メイン画面の「起動障害から修復」機能をクリックします。

「dr.fone-iPhone起動障害から修復」をパソコンにインストールした後、ソフトを起動させるとメニュー画面が出てきますので、「起動障害から修復」を選択します。

「修復」を選択

ステップ2:「スタンダードモード」で修復します。

左側の「iOS修復」をクリックすると、以下のように「スタンダードモード」および「アドバンスモード」二つのオプションが表示されます。まずは「スタンダードモード」でお試し下さい。
注意:「スタンダードモード」はデータを消せずにほとんどのiOSデバイス起動障害問題を修復できます。「アドバンスモード」はより多くのiOSデバイス起動障害問題を修復できますが、デバイスにあるすべてのデータが消去されます。

「開始」のボタンをクリック

ステップ3:パソコンとお持ちのiPhoneをUSBケーブルで接続します。

iPhoneをUSBケーブルで接続

ここで、もしもデバイスが検出されない時は、iPhoneをリカバリーモードにしなくてはなりません。

  • その他のAppleデバイスをリカバリーモードにする手順は以下の通りです。

1:iPhoneの電源を切る。

2:パソコンとiPhoneをUSBケーブルで接続し、iPhoneの画面上でリンゴマークが出るまでホームボタンを長押しします。

3:しばらくすると「iTunesに接続」という表示が出ますので、それまでホームボタンを押し続けます。

その他のAppleデバイス

  • iPhone7/7Plusの場合は、

1:iPhoneの電源を切る。

2:パソコンとiPhoneをUSBケーブルで接続し、iPhoneの画面上でリンゴマークが出るまで「音量下ボタン」と「電源ボタン」を同時押しします。

3:しばらくすると「iTunesに接続」という表示が出ますので、それまで「音量下ボタン」と「電源ボタン」を同時押しし続けます。

iPhone7/7Plusの場合

  • iPhone 8/8 Plus/Xの場合は、

iPhone 8/8 Plus/Xの場合は若干手順が違いますので注意が必要です。

1:iPhoneの電源を切る。

2:「音量下ボタン」と「電源ボタン」を同時に押しします。

3:白いリンゴロゴが出て、押しし続けます。

iPhone 8/8 Plus/X

ステップ4:お使いのiOSに対応したファームウェアをダウンロードします。

画面の案内に沿って「機種」「モデル」「OSのバージョン」を選ぶだけなので簡単です。

「機種」「モデル」「OSのバージョン」を選ぶ

ステップ5:「ダウンロード」ボタンを押すとダウンロードが始まります。

ダウンロードが開始します。数時間をかかりますので、お待ちください。

ダウンロードが開始

ステップ6:ダウンロードが完了すると、エラー53になったiPhoneの修復を初めてくれます。

iOSデバイスに対応したファームウェアをダウンロードした後、プログラムが自動的に確認します。そして「いますぐ修復」をクリックします。(「スタンダードモード」でデバイスを修復できない場合、「アドバンスモード」でもう一回試し下さい。)

プログラムが自動的に確認

復元には数分~十分程度かかりますが、これが終了すればiPhoneをエラーから復元させる手順は終了です。 これでエラー53からiPhoneを復元することができますので、ぜひお試しください。

修復中

dr.fone-iPhone起動障害から修復

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