タブレット端末の中でも最も長い歴史と知名度があり、日本でも多くの人が利用しているのがiPadです。iPadは定期的に新モデルが発売されていますし、快適に利用し続けるためには数年ごとに新しいモデルに買い替えを行うことが大切なのですが、例えばパソコンの買い替えをした場合にはデータ移行に大変な手間がかかるデメリットがあります。
しかしiPadはパソコンのように利用できるにもかかわらず、搭載されているOSがiPhoneと同じiOSなのでスマートフォンと同じような感覚でデータ移行ができ、気軽に機種変更ができるメリットがあります。iPad買い替えデータ移行やiPad機種変更時データ移行のオススメの方法を紹介していきます。
iPadデータ移行手段として最もベーシックで確実な方法の一つがAppleが配信している公式のパソコンソフトであるiTunesを利用する方法です。iTunesはiPhoneなどに購入した音楽を転送できる他、データのバックアップを作成して旧端末から新端末へデータを引き継ぐ際にも便利に利用できるのです。
iTunesを利用した具体的なデータ移行の方法ですが、iTunesを最新の状態にアップデートした後古いiTunesをケーブルでパソコンに接続してiTunesに認識させます。iTunesが端末を認識したら「設定」の中から「概要」の項目を選んでバックアップの画面を表示させます。
バックアップの作成先をパソコンに指定し「今すぐバックアップ」のボタンを押すことでパソコン上にバックアップが作成されるのでしばらく待ちましょう。作業が完了したら「環境設定」の「デバイス」を選んで正常にバックアップができたかを確認して接続を解除します。
その後は新しい端末を接続してiTunesに認識させて後先ほどと同じように「概要」を選択してバックアップの画面を表示させた後今度は「バックアップを復元」のボタンを押すことでデータの移行ができます。なお、この方法は一度iPadのデータをパソコンに保存する形になるので、iPadデータ移行パソコンをしたい場合にも利用できます。
iTunesを利用してデータを移すのももちろん良いのですが、2台の端末をそれぞれ別に接続して作業を行うため、作業完了までに多くの手間と時間がかかってしまいます。より手軽かつ短時間で作業を済ませたい場合におすすめなのが「Dr.Fone - データ移行」と呼ばれるデータ管理ソフトを利用してのデータ移行です。
「Dr.Fone - データ移行」は様々なOSに対応している上に2台の端末を同時に接続して作業ができますし、ステップも少ないのでパソコン操作が苦手という人でも無理なくデータ移行ができます。なお具体的な手順については次のようになります。
プライバシー保護 | マルウェアなしパソコンに「Dr.Fone - データ移行」をインストールした後正常にソフトが起動することを確認し、メインの画面を表示させて「スマホデータ移行」を選択します。
「データ移行」を選んだら2台のiPadを接続して旧端末から新端末へコピーしたい項目を選んでチェックボックスにチェックをつけていきます。コピー可能なデータは連絡先やSMSメッセージにカレンダー、写真やアプリなど様々なものがあり合計で8種類の項目から選択ができるので必要に応じてチェックを入れていくと良いでしょう。
コピーしたい項目の選択が終わったら「コピー開始」のボタンをクリックすると旧iPad端末から新iPad端末へのデータ移行が開始されます。転送するデータ容量によって作業完了までの時間は変わってくるのですが、概ね数分から十数分程度でコピーは完了するので、コピーが終わるまではiPadとパソコンの接続を解除せずに待ちましょう。
1-Clickで古いiPadから新しいiPadにデータ移行
プライバシー保護 | マルウェアなし
akira
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