スマホの管理ソフトを使うことで、より便利にデータ保存や不具合修正を行えます。今回は、そのような管理ソフトの一つである「Dr.Fone」について、実際に使用してみましたので、解説していきたいと思います。
Dr.Foneに興味を持った方の参考になれば幸いです。
Dr.Foneは、iPhone・Androidの不具合修復、画面ロック解除、データ復元・バックアップなど、普段の管理からスマホのトラブル解決まで、たくさんのことを一つでこなせるソフトです。17年に及ぶ研究や、1500万以上のダウンロードに支えられて、様々なスマホの問題を簡単に解決できるよう開発されています。
Dr.Foneには、以下のような機能があります。(※iPhone向け)
今回はそのうち、一番上の2つについて、詳しい機能や実際に使用した感想を書いていこうと思います。
「Dr.Fone - iPhone起動障害から修復」では、iOSシステムの不具合を、わかりやすい手順で簡単に解決できます。
iPhoneを使っていると、細かい不具合から起動しなくなる程度の不具合まで、様々な不具合に遭遇しますが、それらすべて「Dr.Fone - iPhone起動障害から修復」一つで対処可能です。また、データを消さずに不具合を直す「スタンダードモード」と、データが消える代わりに致命的な不具合も直す「アドバンスモード」があり、端末の状態に合わせて使い分けしやすくなっています。
実際に「スタンダードモード」で修復してみたところ、手順ごとに画面が誘導してくれるのでサクサク進み、ファームウェアのダウンロード時間を含めて20分程度で完了しました。ファームウェア保存済みなら、次以降は修復時間の数分程度で終わるようになるので、何度不具合が起きても活用していけます。
iOS最新バージョンや最新機種も対応していたので、アップデート配信直後や機種購入直後でも安心して使えるでしょう。
iPhoneアップデートエラーを復元できる「Dr.Fone - iPhone起動障害から修復」の詳しい使い方は以下動画をご覧ください。
「Dr.Fone - バックアップ&保存」では、個別にデータを選択して、バックアップしたり復元したりすることができます。iTunesでは、データ別のバックアップ保存や復元ができず、小回りが効きません。
その点、「Dr.Fone - iPhoneデータのバックアップ&保存」であれば、以下のデータについて、自由に組み合わせてデータ管理できます。(※iPhoneの場合)
バックアップはできるだけ頻繁に取るほうが安心ですが、iTunesで毎日変更がないデータ(音楽など)までコピーすると時間がかかるため、億劫だと思います。「Dr.Fone - iPhoneデータのバックアップ&保存」であれば、バックアップしておきたいデータだけ選択することで、かなりの時短になります。
実際にバックアップを試してみましたが、一部データだけを選んだ際には、ほんの数秒~数分で完了しました。すべてのバックアップにはそれなりに時間がかかるので、一部データを習慣的にバックアップする用途としての使用がおすすめです。
実際に操作してみても、煩雑な要素もなくわかりやすかったことから、iTunesよりもずっと優れた機能が備わっていると感じました。
今回は、Dr.Foneについて、実際に使ってみた感想を交えて解説してきました。スマホのトラブル解決には、誰でも使いやすいDr.Foneを導入しておけば、簡単に対処できるようになるでしょう。
iPhoneを不具合から復元する方法
藤原 弘子
編集長