Huawei Mate 60シリーズは、中国のHuaweiが2023年8月29日に発表した最新のフラグシップモデル(高上位品)です。HarmonyOS 4.0を搭載し、高性能なプロセッサやカメラ、ディスプレイなどを備えています。しかし、2019年にアメリカがHuaweiへ部品輸出禁止をしている影響で5Gに対応していないという欠点もあります。
この記事では、Huawei Mate 60シリーズの発売日、価格、特徴などを詳しく解説します。Huawei Mate 60シリーズが気になっている人は、ぜひ最後まで読んで購入するかどうかの参考にしてみてください。
出典元:https://consumer.huawei.com
ファーウェイは8月29日に予告無しでWeiboで発表した後、初回発売が開始されました。初回発売分が売り切れており、公式通販サイトでは品切れ状態となっていますりそのため、次回の販売日はまだ分かりません。
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Huawei Mate 60シリーズのデザインの特徴は、曲面ディスプレイや円形カメラモジュール、メタルフレームなどです。
Huawei Mate 60シリーズは、6.82インチの曲面ディスプレイを採用しており、画面占有率は93.1%と高くなっています。また、背面には円形のカメラモジュールがあり、3つのレンズとLEDフラッシュが配置されています。さらに、メタルフレームで囲まれた本体はIP68の防塵・防水性能を持っているのも特徴です。
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Huawei Mate 60シリーズのカメラ性能は、5000万画素のメインカメラや4800万画素の超マクロ望遠レンズ、1200万画素の超広角レンズなど優れた機能を持っています。。Huawei Mate 60シリーズは、背面に3つのカメラレンズを搭載しており、メインカメラは5000万画素で、F1.4からF4.0までの可変絞りや光学式手ブレ補正などを備えています。 超マクロ望遠レンズは4800万画素で、3.5倍の光学ズームや100倍のデジタルズームなどをサポートしています。
また、超広角レンズは1200万画素で、120度の視野角やHDRなどを持っています。
Huawei Mate 60シリーズのディスプレイの大きさは、6.82インチです。ディスプレイはOLEDで、解像度は1440×3216ピクセルと高く、ピクセル密度は515ppiです。ディスプレイは120HzのリフレッシュレートやHDR10+などをサポートしています。
Huawei Mate 60シリーズのスペックは、Kirin 9900チップセットや12GBのRAM、256GBのストレージなどを搭載しており高性能です。Huawei Mate 60シリーズは、自社開発のKirin 9900チップセットを搭載しています。Kirin 9900チップセットは、オクタコアCPUと24コアGPUを備えており、パフォーマンスや省電力性に優れています。RAMは12GBで、ストレージは256GBであり、拡張可能な点も魅力です。さらに、HarmonyOS 4.0という独自のオペレーティングシステムを搭載しており、Androidと互換性があります。
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Huawei Mate 60シリーズのバッテリーは、5000mAhの容量や88Wの有線急速充電などで長持ちします。
5000mAhという大容量のバッテリーは、一般的な使用で約2日間、ビデオ再生で約15時間、ゲームで約10時間と長時間持つとされています。
また、バッテリーは88Wの有線急速充電や50Wのワイヤレス急速充電などをサポートしており、約30分で80%まで充電できます。
他には、バッテリーは逆ワイヤレス充電や逆有線充電などで他のデバイスにも給電できます。
Huawei Mate 60シリーズの価格は、Huawei Mate 60 Proが約14万円です。6,999元で、1元あたり日本円で約20円で計算しています。(2023年9月4日時点)
Huawei Mate 60シリーズは、高性能なスペックやカメラ、ディスプレイなどを備えていますが、5Gに対応していないという欠点もあります。そのため、ファーウェイは価格を抑えて競争力を高める戦略をとっています。
また、Huawei Mate 60 Proは、Huawei Mate 60よりもカメラやバッテリーなどの性能が高いため、価格も高く設定されています。
Huawei Mate 60シリーズを購入する方法は、公式サイトやオンラインショップなどで注文をすることです。Huawei Mate 60シリーズは、2023年8月29日に発売されましたが、現在は品切れ状態です。
まだ、入荷日は決まっておらず次回販売日は不明です。また、Amazonや楽天などのオンラインショップでは注文ができないため注意が必要です。
Huawei Mate 60Proは5Gに対応していません。アメリカからの部品輸出禁止の影響で、Huaweiは5Gチップセットを入手できなくなったためです。Huawei Mate 60Proは4G LTEやWi-Fiなどで通信できますが、5Gに対応するとは公式サイトに書かれていません。
Huawei Mate 60Proは、HarmonyOS 4.0という最新のOS(オペレーティングシステム)を搭載しています。HarmonyOSはAndroidと同じLinuxカーネルをベースにしており、Androidアプリと互換性があります。しかし、アメリカの制裁の影響で、Huawei Mate 60Proは、Google PlayストアやGoogleマップなどのGoogleのサービスやアプリを利用できません。
そのため、Huawei AppGalleryやPetal MapsなどのHuaweiのサービスやアプリを使う必要があります。
Huawei Mate 60Proは、日本で使える可能性がありますが、確実に使えるとは限りません。Huawei Mate 60Proは、SIMフリーの端末ですが、日本で使える周波数帯や通信規格に対応しているかどうかは公式に明らかにされていません。また、ファーウェイの日本の公式サイトではHuawei Mate 60Proを取り扱いしておらず、日本の公式サイトでは購入できません。
そのため、Huawei Mate 60Proが日本で使えるかどうかはまだ分からないため注意しましょう。
Huawei Mate 60Proは中国で発売されたモデルですが、日本でも修理できる場所があります。
Huaweiは日本にも公式サイトやカスタマーセンターを持っており、修理受付窓口として以下の2つの方法を提供しています。
● 郵送修理
● 店頭修理
郵送修理では、Huaweiのカスタマーセンターに電話して修理依頼をすると、修理受付番号と返送用伝票が発行されます。その後、端末と必要な書類を梱包して指定された住所に郵送します。修理期間は約2週間ほどとなっています。
店頭修理では、Huaweiの指定する店舗に端末と必要な書類を持って行き、修理依頼をします。修理期間は約1週間です。
ただし、店頭修理できる店舗は限られているため、お住まいの近くに修理を担当している店があるかを事前に確認しましょう。
Huawei Mate60シリーズは、購入日から1年間の保証期間があります。そのため、Huawei Mate60Proも同様の保証が付いてくることが考えられます。
保証内容は、正常な使用状態で故障や不具合が発生した場合に、無償で修理や交換をしてくれるものです。
ただし、以下のような場合は保証対象外となります。
● 人為的な損傷や水没などの事故による故障や不具合
● 不正な改造や分解などの行為による故障や不具合
● 落雷や火災などの自然災害による故障や不具合
● 本体以外の付属品や消耗品に関する故障や不具合
● 保証書や購入証明書がない場合
もし、Huawei Mate 60Proを購入したあとは保証書や購入証明書を無くさずにしっかりと保管しておきましょう。
Huawei Mate 60Proは、中国のHuaweiが2023年8月29日に発表した最新のフラグシップモデルです。HarmonyOS 4.0を搭載し、高性能なプロセッサやカメラ、ディスプレイなどを備えています。しかし、アメリカからの部品輸出禁止の影響で5Gに対応していないという欠点もあるため、購入時には注意が必要です。
この記事では、Huawei Mate 60シリーズの発売日、価格、特徴などを詳しく解説しました。また、Huawei Mate 60に関するありそうな質問と回答も紹介しましたので、購入前にはぜひ参考にしてみてください。Huawei Mate 60シリーズは、現在日本の公式サイトでは購入できず中国の公式サイトから購入する必要があります。Huawei Mate 60シリーズを購入したい人は、中国の公式サイトから購入するようにしましょう。
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藤原 弘子
編集長