iOS17/iOS16/iOS15でiCloudにバックアップできない時の対処法

藤原 弘子

カテゴリ: iOS14

スマートフォンやタブレット端末が普及してずいぶん経ちますが、これらはよりパソコンとしての機能を果たすようになってきており、重要な情報が記憶されるようになってきています。

アップデートするたびに何か不都合が生じたりするリスクはあるものですが、バックアップができないという問題に関しては、iOSの問題ではないことも多いです。早速バックアップをとれない理由と対処法を見ていきましょう。

バックアップに時間がかかりすぎる

バックアップの実施速度は通信速度(Wi-Fiへの接続が必要です)とバックアップの容量によって決まるため、一概には言えませんが、数十分で終わらない場合は一般的には時間がかかっているということができます。

そのため、この時の原因はWi-Fiルーターの不調、もしくは、バックアップの容量が大きすぎるということが考えられます。

バックアップに時間がかかりすぎる時の対策

  1. Wi-Fiに接続して、通信速度計測アプリなどで通信速度が正常かどうか確認しましょう。
  2. 起動しているアプリをすべて終了して、タブレット端末の処理能力の負担を減らします。
  3. 容量をとりがちな写真や動画はパソコンの方に移しておくと容量を抑えることができます。
  4. 不要なバックアップを消去したのちに、バックアップを試してみてください。

また、単純に端末の容量よりもバックアップの容量が大きい場合は、バックアップすることはできないので注意しましょう。

容量はあるのに容量不足の表示が出て、バックアップできない

長期間バックアップを行っていなかった場合は、次回のバックアップが数GBになる可能性があります。

次回のバックアップが端末の容量を超えてしまった場合には、見かけ上容量が足りていても、容量不足によってバックアップを行えません。

容量はあるのに容量不足の表示が出て、バックアップできない時の対策

先ほど、バックアップ容量を減らす方法を述べましたので、その方法を実践してから、バックアップを試してみてください。

icloudバックアップをオンにできない時(ボタンがグレーアウトしている時)

これには様々な原因が考えられ、特定はできないので、考えられる原因一つ一つをつぶしていかなければなりません。考えられる原因には以下のようなものが挙げられます。

  • iOSアップデートによる弊害
  • Appleのサーバーがダウンしている
  • Wi-fiに接続できていない
  • 端末に構成プロファイルがインストールされている
  • 会社や公共のネットワークでバックアップにアクセスしている

icloudバックアップをオンにできない時の対策

  1. まずは、ネットワーク環境を確認し、機内モードになっていないか確かめてください。
  2. 端末の一時的不調を疑い、端末を再起動してください。
  3. 端末の容量の空き具合を確認してください。
  4. 【設定】から、【一般】→【プロファイルとデバイス管理】を開き、構成プロファイルを削除してみてください。
  5. 【スクリーンタイム】→【コンテンツとプライバシーの制限】をオフにしてください。

ここまでしてダメな場合は、設定をリセットするといいでしょう。

Cloudにバックアップできない時、「Dr.Fone」を使ってバックアップをとろう

ここまで、バックアップができない時の理由と対処法について述べてきましたが、ここからはバックアップを簡単に・円滑にするツールを紹介します。

それは、「Dr.Fone」です。

ワンタッチで速やかにバックアップを開始できるうえ、復元も同様に簡単です。

他にも、機能障害の復元やロック解除、スマホデータ移行など様々なことを行うことができます。にもかかわらず、メニュー画面やそれぞれの項目の画面では、必要なことだけを表示してあるため、画面がすっきりとしており、何をすればいいのかが視覚的にわかりやすいというのが「Dr.Fone」の素晴らしいところです。

そんな便利な「Dr.Fone」ですが、これを用いたバックアップの取り方を見ていきましょう。

    1. パソコンと端末を接続した後、メニュー画面の「スマホデータバックアップ」を選択します。ここでは、iPhone・iPad・iPod Touchのほとんどすべてのデータを移行することができます。

「バックアップ」をクリック

    1. バックアップと復元というボタンがありますが、ここではバックアップを選択します。
    2.   

「バックアップ」をクリック

    1. バックアップしたいファイル形式を選択します。

復元したいデータのタイプを選択

    1. これでバックアップは完了となります。

iPhoneのデータをバックアップ

こうして、「Dr.Fone」を使えば、データをよりスムーズにバックアップでき、さらに特定のデータだけバックアップ&復元することが可能です。

性能的には申し分ないので、とりあえずダウンロードして損はないでしょう。

Dr.Fone-iPhoneデータバックアップ&復元

Dr.Fone-iPhoneデータバックアップ&復元

iPhone・iPad・iPodのデータを簡単にバックアップ&復元

  • バックアップ可能なデータは写真・連絡先・動画・SMSメッセージ・メモなど
  • バックアップされたデータをいつでもiPhone・iPad・iPodへ復元可能
  • バックアップを復元するときに、データ損失なし
  • 最新のiPhone やiOS に完全対応!
  • Windows版とMac版両方動作可能
Home > How-to > iOS14 > iOS17/iOS16/iOS15でiCloudにバックアップできない時の対処法

All TOPICS