メールや電話ではなく、Lineのトークを普段使ってやり取りをしている人も多くいるのではないでしょうか。Lineを使うことで相手がトーク内容を確認したか分かる既読機能があり便利です。そして、いざという時のためにLineをバックアップしようとしたもののバックアップができずに困ったことはありませんか？
この記事はLineをバックアップできない原因と対処法を4つ紹介します。バックアップができずに困った方はぜひ試してみてください。
Lineのバックアップを取っておくと機種変更する時やスマホが突然故障してしまってもLineのトーク履歴やLineの友達などを残しておくことができます。
また、スマホが故障しなくても不具合やバグでLineのデータが消えてしまう可能性もありますので、万が一に備えてバックアップを取っておくことはとても重要です。
詳細が気になる方は、Lineの公式サイトを見れますので、Lineをバックアップする方法を確認してみましょう。
バックアップ前の事前準備では、iPhoneとAndroidによって準備することが違いますので、お使いの端末に合った方法を確認してください。
・iPhoneの場合
iCloudを使ってトーク履歴をバックアップするため、iCloud Driveをオンにする必要があります。他には、Lineアプリバージョン(6.4以上)とiOSバージョン(8.1以上)が必要です。
・Androidの場合
Google ドライブを使ってトーク履歴をバックアップします。iPhoneと違って、Lineアプリバージョン(7.5.0以上)が必要となっています。
実際にLineトーク履歴をバックアップする手順は、以下の手順です。
・iPhoneの場合
1.ホームタブの右上の設定(歯車マーク)をタップします。
2.トークのバックアップをタップします。
3.初めてバックアップを取る場合には、バックアップ用のPINコード(パスワード)の設定が必要です。
4.今すぐバックアップを選択するとバックアップが開始されます。
※バックアップ頻度を選択することで、自動的にLineトーク履歴のバックアップがされるようになります。
期間は、毎日、3日に1回、1週間に1回、2週間に1回、1ヶ月に1回の中から自分で選択できます。
・Androidの場合
1.iPhone同様にLineを開きホームタブから設定を開きます。
2.設定からトークバックアップ・復元を選択します。
3.バックアップするGoogleアカウントを選択し、バックアップ開始を選択します。
出典元:https://guide.line.me/ja/signup-and-migration/talk-backup.html
※iPhone同様にバックアップ頻度を選択できますので、バックアップを自動でしたい場合には、自分に合ったバックアップ頻度を選択してください。
Lineをバックアップできない原因は、以下の原因が主に考えられます。
・iCloud Driveをオフにしている(もしくは容量が足りない)
・一時的なエラーや不具合
・通信環境が不安定
・Lineで連絡先のアクセスが許可されていない
・Lineにキャッシュが溜まりすぎている
Lineアプリが最新バージョンにアップデートされているかどうかを、まずは確認してみましょう。
・iPhoneの場合
1.App Storeを開き、検索窓にLineと入力します。
2.検索候補からLineを選択します。
3.アップデートの文字が表示されていたらアップデートします。
※開くと表示されていたら、最新バージョンですのてアップデートの必要はありません。
・Androidの場合
1.Google Play Storeを開き、アカウントアイコンをタップします。
2.アプリとデバイス管理をタップします。
3.利用可能なアップデートがありますの欄にLineがあったらアップデートをします。
出典元:https://news.mynavi.jp/article/20211028-2171980/images/006.jpg/webp
iPhoneでLineを使用していてiPhoneの設定で、iCloud Driveがオフになっていると「iCloudに接続されていません。」とエラーが表示されてしまい、バックアップができません。
iCloud Driveを設定からオンにする必要がありますので、iCloud Driveを以下の手順でオンにします。
1.設定を開き、一番上のユーザー名をタップします。
2.iCloudを選択し、iCloud Driveをオンにします。
Lineアプリでは、画像の読み込みやデータの読み込みを早くするために一時的にデータを保存するキャッシュが残るようになっています。キャッシュが残っていることで、すぐに写真を開けたり、データにアクセスできたり便利な仕組みです。
しかし、キャッシュが溜まりすぎると動作が重たくなったり、動作が不安定になったりと不具合が発生する可能性があります。そこで、Lineアプリのキャッシュが溜まりすぎていないかを確認してみましょう。
・iPhoneの場合
1.LINEアプリを開きホームタブから右上の設定をタップします。
2.トークをタップしデータの削除を選択します。
3.キャッシュの横の削除を選択することで、全トークルーム内のキャッシュを削除できます。
・Androidの場合
1.ホーム画面から設定を開きます。
2.トークを選択し、トークルーム内の一時ファイルを削除をタップします。
3.確認画面が表示されるので削除を選択します。
これまでの方法でも上手くLineをバックアップできなかったり、簡単にLineデータをバックアップしたい時には「Dr.Fone-WhatsAppデータ転送」を使ってみてください。今回紹介しているLineだけでなく、WhatsApp、WechatなどさまざまなSNSデータのバックアップと復元が簡単操作で解決します。
また、このソフトの特徴として異なるOS間でも使えることで、機種変更時などにAndroidからiPhoneに変更した場合でも、問題なくデータのバックアップと復元が可能です。
公式のツールである、iCloudやGoogleドライブと違い容量制限などもない点もおすすめです。
プライバシー保護 | マルウェアなし・Lineをバックアップする手順
実際の操作手順は以下の操作手順を参考にしてみてください。
1.Dr.Foneを起動し、WhatsAppデータ転送をクリックします。
2.左のタブからLineを選択します。
3.バックアップを選択後、iPhoneとPCの接続が完了するとバックアップが開始されます。
4.バックアップは正常に完了しましたと表示されれば完了です。
・Lineを復元する手順
5.トップ画面からLineタブに移動し復元を選択します。
6.復元したいLineデータを選択します。
7.デバイスに復元をクリックし復元が完了するのを待ちます。
今回は、Lineのバックアップ方法を紹介しましたが、他のSNSアプリでのバックアップと復元方法はこのページから操作手順を確認してみてください。
また、以下のリンクから無料体験をまずは試してみるのがおすすめです。
Wondershare Dr.Fone - WhatsAppデータ転送
lineをバックアップしないままだと、機種変更や端末が壊れた時などにLineトーク履歴を復元できなくなってしまいます。
Lineのトークは、端末ではなくアプリ内に保存される形になっているので、バックアップを取っていないまま機種変更やLineのアプリを削除してしまうとトーク履歴の復元ができないので注意しましょう。
また、万が一に備えてLineをよく使う場合にはバックアップを取っておくといざという時に安心できるので、バックアップを取っておくのがおすすめです。
iPhone版のLineでは、Lineの設定メニューに復元メニューがないため復元することができません。しかし、Android版のLineではバックアップを取っていれば設定からすぐにトークを削除前の状態に復元することができます。
iPhone上のラインのトーク履歴をバックアップ復元方法
プライバシー保護 | マルウェアなし
藤原 弘子
編集長