「最近削除した項目」ってなに？iPhone6から写真を完全削除・復元する方法

Part 1． 写真アプリ内に『最近削除した項目』とは

iPhoneのiOS8から、最新機能として、写真アプリ内に『最近削除した項目』というものが追加されました。

これは、パソコンでいう『ゴミ箱』と同じようなもの。削除された画像が一旦ここに移動され、30日経つと完全削除される、というもの。この項目のおかげで、誤って削除してしまった画像でも、『最近削除した項目』からすくい上げることが出来るようになりました。

しかし、『最近削除した項目』の中身も、当然空き容量を圧迫します。この中身を完全に消してしまわなければ、iPhoneの空き容量は増えません。削除したつもりなのに、iPhone内にちゃっかり残っている、いらない画像…。これらがあるせいで、新しい画像を入れられなかったり、写真を撮ることが出来なかったり、といったことが起こり得ます。良いところもあれば、悪いところもある、『最近削除した項目』。うまく使いこなせればベストですね。

推薦記事：iPhoneの容量を増やす方法：「その他」を減らす、写真・アプリの節約など

Part 2．「最近削除した項目」の特徴・設定方法

では、iPhoneに入っている画像を『最近削除した項目』に残すことなく完全に削除するにはどうしたらいいでしょう？

『最近削除した項目』を開くと、右上に『選択』という項目がありますのでそれをタップします。

すると画面下部に『すべて削除』『すべて復元』という項目が現れますので、『すべて削除』をタップ。もしくは、完全に削除したい画像をタップで選択して、画面下部の『削除』をタップ。これでiPhoneから画像を完全に削除することができます。

他にも、画像を完全に削除する方法として、Appを使う方法や、iTunesと同期させて、iTunes側から削除する方法などがありますが、『最近削除した項目』から完全削除を行うのが一番手っ取り早くて簡単だと思います。

Part 3．iPhone6から削除された写真を復元するにはー最新のiOS15ベータ版に対応済み

方法1：iCloudやiTunesにあるバックアップを使う

もし、完全に削除してしまった写真をもう一度復元したいと思ったら…。

そんなときは、iCloudやiTunesにあるバックアップを使いましょう。バックアップファイルを残してあれば、それを使うことで復元が可能です。もちろん、バックアップを作っていなかったり、完全削除してしまった後にバックアップをとっていたら、もう復元は不可能です。こうなってしまったら、もう諦めましょう。

方法2：iPhone写真復元ソフト「dr.fone（Win版）」を使う

まだ、iPhone6/6Sの写真復元用の専門のソフトもいい選択です。iPhoneの写真復元にはwondershareのdr.fone-iPhoneデータ復元がおすすめです。このデータ復元プログラムを利用すれば、iTunes・iCloudのバックアップファイルにより、iPhone6/6Sから削除された写真を復元することが可能です。

今回はバックアップから復元が行うので、まずdr.fone-iPhoneデータ復元を立ち上げ、メイン画面の「データ復元」ボタンをクリックします。

iOSデバイスをパソコンに接続し、「iOSデータを復元」モードを選択します。

そして、次の画面が出ます。二番目の「iTunesバックアップファィルから復元」または三番目の「iCloudバックアップファィルから復元」を選択します。今回は二番目を選択します。iTunesで生成したバックアップファイルが自動的に表示されます。表示されないときは、下の「選択」ボタンをクリックして手動で追加します。そして、復元したいiTunesのバックアップファイルを選択し、右下の「スキャン開始」をクリックします。

「スキャン開始」をクリックすると、iTunesバックアップファイルのデータをスキャンし始めます。

スキャン終了後、バックアップデータの内容を全て確認できます。復元したい写真データを選択して、右下の「パソコンに復元」または「デバイスに復元」をワンクリックします。そしてiPhone6のバックアップされた写真を復元し始めます。

wondershareのdr.fone-iPhoneデータ復元はiPhoneの削除した写真を復元することができます。「最近削除した項目」から完全に削除した写真･画像の復元も可能です。 まずは無料体験版でお試しましょう。