スマホのカメラは、撮影時にシャッター音が鳴る仕様になっている機種が多くあります。静かな場所での撮影や、子ども・ペットの自然な表情を残したい場面では、この音が気になると感じる方も少なくありません。
図書館やカフェ、会議中の資料撮影、寝ている赤ちゃんの写真など、できるだけ周囲に配慮しながら撮りたい場面は日常の中に意外と多いものです。「もう少し静かに撮れたら便利なのに」と感じるのは、ごく自然なことだと言えるでしょう。
この記事では、iPhoneやスマホのシャッター音を抑えて撮影する方法を、手軽さや使いやすさに応じて6つご紹介します。あわせて、安全性・操作の難しさ・iOSアップデート後の変化といった気になるポイントにも触れながら、わかりやすく解説していきます。
ご利用前の注意事項
この記事でご紹介する方法は、いずれも自分自身の正当な目的での撮影(家族・ペット・料理・資料など)を前提としています。以下の点をあらかじめご確認ください。
シャッター音を消したい、あるいはできるだけ小さくしたいという気持ちは、決して特別なものではありません。実際には、日常のさまざまな場面で「静かに撮りたい」というニーズがあります。
このような場面では、シャッター音を抑えることは単なる便利さではなく、周囲への配慮や撮影しやすさにもつながります。以下では、それぞれの状況に応じた方法を順番に見ていきましょう。
スマホの標準カメラアプリでは、撮影時にシャッター音が鳴る設計の機種が多く見られます。特に日本向け端末では、盗撮防止への配慮から、シャッター音が鳴る仕様になっていることが一般的です。ただし、動画モードを利用することで、通常の写真モードとは異なる形で静止画を撮影できる場合があります。
動画モードの録画中には、画面上に静止画用のボタンが表示されます。この機能を使えば、追加アプリなしで比較的静かに撮影できます。

操作の流れはこちらです。
この方法はアプリのインストールも設定変更も不要で、今すぐ試しやすい方法です。ただし、録画の開始・終了時に小さな電子音が鳴ることがあります。また、動画モード中の静止画は、通常の写真モードと比べて解像度が若干下がる場合があります。
動画モードでは使いにくいと感じる場合は、サードパーティ製のカメラアプリを試す方法があります。アプリによっては、マナーモードと連動して使いやすいものや、静かに撮影しやすい設計のものがあります。
①:「Microsoft Pixカメラ」
| 価格 | 無料 |
|---|---|
| 特徴 | ・写真・動画撮影に対応 ・編集機能や補正機能を搭載 ・ドキュメントスキャナー機能つき |
②:「ミラカメラ」
| 価格 | 無料(PRO版は有料) |
|---|---|
| 特徴 | ・写真・動画撮影に対応 ・マナーモード時に使いやすい場合がある ・シンプルで直感的な操作 ・タイマー撮影にも対応 |
③:「StageCameraHD」
| 価格 | 無料(PRO版は有料) |
|---|---|
| 特徴 | ・写真・動画撮影に対応 ・マナーモード時に使いやすい場合がある ・画像の解像度を細かく設定可能 ・操作がわかりやすい |
この方法は導入しやすい反面、アプリによって動作や使い勝手が異なる点には注意が必要です。機種やiOSのバージョンによっては、期待通りに動作しない場合もあるため、実際に試しながら比較するのがよいでしょう。
iPhoneには「Live Photos」という機能があり、撮影前後のわずかな動きを一緒に記録できます。この機能をオンにした状態では、通常のシャッター音よりも小さくやわらかい音で撮影できる場合があります。
使い方はとても簡単です。

この方法は完全な無音ではありませんが、通常よりも音が気になりにくくなることがあります。追加アプリ不要で試せるため、iPhoneユーザーなら一度確認してみる価値があります。
シャッター音はスマホのスピーカーから出るため、撮影時にスピーカー部分を指で軽く塞ぐことで、周囲に聞こえる音を抑えやすくなります。
【iPhoneのスピーカー位置の例】
アプリも設定変更も不要で、その場で試しやすい方法ですが、完全な無音にはなりません。音漏れが気になる場合は、ハンカチやポケットを活用して音を和らげる方法もあります。
「もっとしっかりシャッター音をオフにしたい」「でも複雑な自己流の操作は避けたい」という方には、PC用ツール「Dr.Fone」を使った方法が向いています。画面の案内に沿って順番に進められるため、スマホ設定に不慣れな方でも取り組みやすいのが特長です。
Dr.Foneを使えば、画面のガイドに従って操作するだけで iPhoneのシャッター音をオフにできます。ここでは実際の画面に沿って 基本的な流れを6ステップで紹介します。
Dr.Foneを起動し、「ロック解除」ツール内の「シャッター音なしで写真を撮る」機能をクリックします。
iPhoneを接続すると端末情報が表示されるので、内容を確認して「開始」をクリックします。

画面の案内に従い、iPhoneの設定から「iPhoneを探す」をオフにします。

App Storeでa-shell miniをインストールし、表示されるQRコードを読み取って Wondershare Gestaltのショートカットを追加します。
ショートカットを実行し、表示されるポップアップではAllowをタップして許可してください。

準備が完了すると、Dr.Foneが自動的に処理を開始します。処理中はiPhoneをPCに接続したまま待機してください。

処理中にiPhoneが再起動します。再起動後はロックを解除し、Booksアプリを開いて任意の本をタップします。
Booksアプリが開いていない場合は確認ポップアップが表示されるため、指示に従って操作してください。

最後にDr.Foneが設定状態を確認します。完了画面が表示されたら、カメラアプリを開いてシャッター音がオフになっているか確認しましょう。

ご利用前にご確認ください
ここ数年、Xiaomi(シャオミ)は日本でも存在感を高めており、公式サイトでもスマートフォンを中心に幅広い製品展開やキャンペーンが継続しています。「コスパの良いスマホ」「カメラ性能に優れた端末」を探している方の間で、Xiaomiを候補に入れるケースも増えています。
そのため、シャッター音をできるだけ柔軟に扱いたい方の中には、Xiaomi端末のように設定面を含めて比較しやすい機種を検討するという考え方もあります。特に、静かな場所での撮影や、日常的に静音撮影を重視したい方にとっては、端末選びそのものを見直すことも一つの方法です。
Xiaomiが候補になりやすい人
ただし、機種や販売地域、OS仕様によって設定項目や動作は異なります。すべてのXiaomi端末で同じように静音撮影できるとは限らないため、購入前には最新の仕様や対応状況を確認することが大切です。
今使っているiPhoneやスマホでまず対処したい場合は、方法1〜方法5を優先し、次回の買い替え候補としてXiaomiを検討する流れが現実的でしょう。
シャッター音を消す、または小さくする方法は、重視するポイントによって向き不向きが異なります。以下の比較表を参考に、自分に合った方法から試してみてください。
| 方法 | 手軽さ | 効果 | 特徴・向いている場面 |
|---|---|---|---|
| 方法1:動画モードで撮影 | ◎ | ○ | 追加アプリ不要ですぐ試しやすい。録画開始・終了時に小さな音が出ることがある |
| 方法2:サードパーティアプリ | ◎ | ○ | アプリによっては静かに撮影しやすい。動作や使い勝手はアプリごとに異なる |
| 方法3:Live Photos | ◎ | △ | iPhone標準機能。完全な無音ではなく、音を小さくしやすい方法 |
| 方法4:スピーカーを塞ぐ | ◎ | △ | 道具不要でその場で試せるが、音を完全に消すことはできない |
| 方法5:Dr.Fone でオフにする | ○ | ◎ | 手順ガイド付きで進めやすく、しっかり静音にしたい方に向いている |
| 方法6:端末選びを見直す | △ | ◎ | 長期的な選択肢として有効だが、機種変更の検討が必要になる |
どの方法から試すべきか迷ったら

iPhoneの各種ロック解除に対応し、シャッター音オフのサポート機能も利用できます。
日本では、盗撮防止の観点からスマホのシャッター音が鳴る仕様の機種が多くあります。正当な目的での撮影そのものが直ちに違法になるわけではありませんが、撮影する場所や状況によってはルールやマナーに反する場合があります。この記事で紹介している方法も、あくまで正当な用途での利用を前提としています。
iPhoneの純正カメラアプリでは、マナーモードをオンにしてもシャッター音が鳴る仕様になっていることがあります。これは端末側の設計によるものです。マナーモード時に使いやすい方法を探したい場合は、サードパーティ製カメラアプリを試してみるのも一つの方法です。
機種やiOSのバージョンによって異なりますが、動画モード中に撮影した静止画は、通常の写真モードよりも解像度が若干下がる場合があります。高画質を重視したい場合は、サードパーティ製カメラアプリやDr.Foneを使った方法も比較してみるとよいでしょう。
はい。iOSアップデートによって一部の設定状態が変わる場合があります。特にDr.Foneを使った方法では、アップデート後に再設定が必要になることがあります。
まずはLive Photosやスピーカーを塞ぐ方法など、すぐ試しやすい方法から始めるのがおすすめです。よりしっかり静音にしたい場合は、サードパーティ製カメラアプリやDr.Foneを検討してみてください。
はい。Dr.Foneを使った方法は、画面に表示される手順を確認しながら順番に進められる設計です。特別な知識がなくても取り組みやすい構成ですが、端末環境やiOSのバージョンによって表示内容が一部異なる場合があります。
この記事で紹介している方法は、カメラのハードウェアそのものに手を加えるものではありません。そのため、基本的にはカメラ本来の機能に大きな影響はありません。ただし、動画モードでの静止画撮影では、通常の写真モードと比べて画質に差が出る場合があります。
藤原 弘子
編集長