Microsoftより、日本時間の2021年6月25日 0時に次世代Windowsの「Windows 11」が発表されました。年内には、「Windows11」搭載機やWindows10からのアップグレードがおこなわれる予定です。
この記事では、次世代のWindowsとして発売された「Windows11」の特徴や主な機能などを解説していきます。Windows11にアップグレードしようか迷っている人は、ぜひ参考にしてください。
Microsoftが次世代Windowsの「Windows 11」を発表し、提供開始は、今年の年内後半が予定されています。Windows 10(2015年7月29日)が提供されてから約6年半ぶりのアップグレードとなっています。
出典:https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-11
以下の4つにまとめましたので、参考にしてください。
新UIやアイコンを採用することにより、スタートボタンやアイコンなどが中央付近に移動しています。また、丸みを帯びたガラススタイルのデザインとなり、新たなテーマも追加されています。
Windows 11ではAndroid向けのアプリケーションが起動できるようになります。また、ソフトウェアは「Amazon Appstore」からダウンロードすることになります。
Windows10ではじめて搭載されたウインドウスナップ(ウインドウ分割)が強化されています。
今回の発表では、ゲーム向け機能の強化もされました。Xboxアプリは標準搭載となり、ゲームの画質を向上させる「Auto HDR」や、ゲームを高速でダウンロードできる「DirectStorage」などの機能が導入されます。
Windows 10からの無償アップグレードも提供される予定のため、Windows11は無償でアップグレードが可能です。提供開始時期は、Windows 11の提供開始から少し遅れて、2022年前半から順次可能となる予定です。
ここからは、Windows11にアップグレードするための必要スペック(最小要件)を以下の表で紹介していきます。
項目 |
仕様 |
プロセッサ |
1GHz以上で2コア以上の64bit互換プロセッサ/(SoC) |
メモリ |
4GB以上 |
ストレージ |
64GB以上の記憶装置 |
ファームウェア |
UEFI、セキュア ブート対応 |
TPM |
TPMバージョン2.0 |
グラフィックス |
DirectX 12 互換のグラフィックス / WDDM 2.x |
ディスプレイ |
9インチ以上、HD解像度 (720p) |
要件がクリアできているかどうかは、Microsoftの公式ページ(https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-11)の「互換性」欄でダウンロードできる「PC正常性チェック」ツールで確認できるので確認してみてください。
※要件などを含めてツールを更新する予定で、現在(7/25日時点)はツールをダウンロードできないので注意してください。
Microsoftより今年の6月25日 0時に次世代Windowsの「Windows 11」が発表されました。今回は、Windows11の特徴や機能を4つ紹介しています。Androidアプリが利用可能になったり、スナップ機能などが強化されています。
また、Windows11に無償でアップデート可能となっているので、Windows10を使っている人も引き続き使用可能です。ぜひWindows11が提供されたら、使用してみてください。
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藤原 弘子
編集長