カテゴリ: iPhone SIMロック解除
「格安SIMを利用したいけどやり方がわからない」「SIMフリーについて詳しく知りたい」「SIMのロック解除の方法を教えてほしい」
この記事ではこのような悩みにお応えします。いまやスマホは格安SIMを利用する時代に突入。しかし、これらを利用するにはスマホ本体の「SIMロック解除」が必要になる場合がほとんどです。おそらくこの記事にアクセスされた方の多くは、このSIMロック解除の方法、つまり、SIMフリーのやり方を知るためか、SIMフリーにおける知識をインプットするためだと思います。そこでこの記事ではSIMフリーの条件や三つのやり方について詳しく解説します。そのうち、自力でsimロックを解除する方法も紹介します。いくつかのやり方にフォーカスをあてているので、ぜひ参考にしてください。
SIMフリーとは、SIMカードを挿入することで通信事業者を自由に選択できるスマートフォンのことです。スマートフォンは通常、携帯電話会社(メーカー)から購入するケースが一般的です。その際、SIMカードも同時に購入するため、SIMは購入したメーカーでのみ使用が可能になります。
一方でSIMフリーの場合は、SIMカードを自由に選択できるため、制限に縛られることなくお持ちのSIMカードを使うことが可能です。このようにSIMフリーは携帯電話会社に依存しません。利用者が望むSIMを自由に使用できるので、非常に使い勝手がよくモダンなモバイル通信の在り方と言っていいでしょう。
ただし、SIMフリーはメリットばかりではありません。当然ながらデメリットも存在するので、ロック解除を実行する前にそれぞれを把握する必要があります。
SIMロックを解除する方法は3点あります。
①:「Dr.Fone - iPhone画面ロック解除」を使用する
②:携帯電話会社のショップに行く
③:公式サイトからSIMロック解除をおこなう
iPhoneのSIMロック解除は専用のソフトを使用することでも実行できます。そのなかでも有名なのが「Dr.Fone - iPhone画面ロック解除」です。「Dr.Fone - iPhone画面ロック解除」は、その名のとおりiPhoneにおける様々なロックを解除できる万能ソフト。Windows、Mac版がそれぞれリリースされており、お手持ちのパソコンとiPhoneを接続してありとあらゆるロックを解除できます。
使い方はとても簡単です。
1. Dr.foneをインストールしたPCから「ロック解除」を選択します。
2. 一覧から「SIMロック解除」をクリックします。
3. 「開始」ボタンをクリック。
4. iPhoneをPCにライトニングケーブルで接続しガイドどおりに進めます。
以上でSIMロック解除は完了です。(現時点では、iOS12-iOS14.8.1に対応する)
ロック解除はすべてソフトが自動的に行ってくれるので、利用者はただ待機しているだけでOKです。時間もかからずスピーディーに解除できるので、手間をかけたくない方はぜひ試用してみてください。
「Dr.Fone - iPhone画面ロック解除」の使用感については、以下の動画をご覧ください。
【Dr.Fone - iPhone画面ロック解除の解説動画】
SIMロック解除の定番は、携帯電話会社のショップに行くことです。以下に会社別のSIMロック解除の条件をまとめたので、該当するものをチェックしてみてください。
NTTドコモ
ソフトバンク
au
楽天モバイル
楽天モバイルのスマホはすべてSIMフリー製品です。したがって、SIMロック解除の手続きは不要です。
楽天モバイル以外は上記の条件を満たした端末かチェックしましょう。条件を満たしていない場合は、ロック解除ソフトの使用をおすすめします。
SIMロック解除はご使用中の携帯電話会社の公式サイトからも行うことができます。ただし、条件を満たしている端末のみが対象となるのでご注意ください。SIMロック解除の方法は携帯電話会社によって異なるので、詳細は各公式サイトをご覧ください。
NTTドコモ
SIMロック解除 | お客様サポート - NTTドコモ
ソフトバンク
[My SoftBank]SIMロック解除の手続き方法
対応端末であれば、このように公式サイトで完結することが可能です。対応していない場合は、携帯電話会社のショップに足を運ぶのが確実です。
SIMフリーのメリットは大きく分けて4点あります。
メリット①:携帯電話会社を変えても使用中のスマホを使い続けられる
SIMフリーを実行すると携帯電話会社を変更しても、現在使用中のスマホをこの先も使い続けることが可能です。これまでのスマホは「携帯電話会社を変える=新しいスマホを購入する」でしたが、SIMフリーにすると現在使っているスマホが無駄になりません。したがって、お気に入りの料金やサービスが提供されているMVNOがあれば、携帯電話会社を気にすることなく気軽に乗り換えられます。
メリット②:使い古したスマホを家族や友人に渡すことができる
SIMフリーのスマホは買い替えの時、誰かに譲りわたすことが可能。使い古したスマホは当然SIMフリーなので、さまざまな携帯電話会社と契約することができます。したがって古いスマホは無駄になりません。
メリット③: SIMフリーのスマホは高く買い取ってもらえる
SIMがロックされたスマホは、携帯電話会社が限定されているため利用に制限がかかった状態です。もっと言えば、携帯電話会社から購入したスマホのSIMロック解除は、購入者本人のみに制限されていることもあります。
つまり、使用したスマホを中古スマホ販売店やネットフリマで売却する場合、SIMロックがかかった状態だと買取価格が低いケースがほとんど。なかには買取不可ができないこともあります。一方でSIMフリーのスマホは買取価格が高い傾向にあります。
メリット④:現在使用しているスマホを海外でも使用できる
SIMフリーのスマホは、いかなるSIMカードを挿入しても使用可能。したがって日本はもちろんのこと、海外で販売もしくはレンタルされているSIMカードも使用できます。ただし、対応周波数などの条件が一致している場合のみです。
SIMフリーのスマホは基本的にカードを入手するだけで利用できます。自分のスマホを海外でも使用したい場合は、SIMロックを解除したスマホがおすすめです。SIMフリーなら海外でわざわざスマートフォン本体を購入したりレンタルする必要がありません。
SIMフリーのデメリットは大きく分けて2点あります。
デメリット①:SIMロック解除は手数料がかかる
SIMロック解除をおこなう方法はいくつかありますが、携帯電話会社の店舗に持ち込んだ場合は3,000円程度の手数料が必要になります(※携帯電話会社によって手数料は異なる)。ただし、一定の条件を満していると公式サイトから無料でSIMロック解除ができるケースもあります。
デメリット②:SIMに関するサポートが受けられない
自らSIMロックを解除した場合、以下のトラブルが発生してもサポートが受けられない可能性があります。
「新しいSIMカードを挿入しても認識されない」
「通話ができない」
一般的にこのようなトラブルが発生した場合、購入した携帯電話会社は対応しないことがほとんど。問題を解決するには、新たに契約したMVNOに問い合わせる必要があります。
SIMフリーは様々な携帯電話会社のカードを使用できるため、メリット尽くしと言っても過言ではありません。しかし、以下のようなデメリットがあることを覚えておきましょう。
デメリット①:SIMロック解除は手数料がかかる
デメリット②:SIMに関するサポートが受けられない
上記をクリアできるのであれば、SIMロック解除を検討しましょう。なお、SIMロック解除の方法は主に次の3つがあります。
①:「Dr.Fone - iPhone画面ロック解除」を使用する
②:携帯電話会社のショップに行く
③:公式サイトからSIMロック解除をおこなう
もっとも手軽なのは①、次いで③といったところです。しかし、すべての端末が実施できるとは限りません。したがって、もっとも確実な方法は②の「携帯電話会社のショップに行く」になります。いかなる方法を試してもダメな場合は、携帯電話会社のショップに足を運びましょう。
5分でiPhoneやiPadのロック画面を解除します。
藤原 弘子
編集長