「サーバーへの接続に失敗しました」と表示される原因と対処法

プライバシー保護 | マルウェアなし | 広告なし 簡単なステップで操作可能

iPhoneのメールで「サーバーへの接続に失敗しました」や「メールを取得できません」と表示されても、iPhone本体が故障しているとは限りません。Wi-Fiやモバイル通信、メールサービス側の障害、パスワード変更後の認証切れ、IMAP・SMTP設定などが原因になることがあります。

まず、メールだけ使えないのか、Webサイトやほかのアプリも通信できないのかを確認してください。次にWebメールへログインし、iPhone側の問題か、メールアカウント・サーバー側の問題かを切り分けます。

最初に確認するポイント

  • SafariでWebサイトを開けるか
  • Wi-Fiとモバイルデータ通信の両方で失敗するか
  • メールの受信だけか、送信もできないか
  • Webメールにはログインできるか
  • 最近メールのパスワードを変更していないか
  • メールサービス側で障害が発生していないか
目次
  1. エラーの症状を切り分ける
  2. 通信とサーバーを確認する
  3. Webメールとアカウントを確認する
  4. パスワードを更新する
  5. メールの受信・送信設定を確認する
  6. iPhone側の設定を確認する
  7. メールアカウントを再登録する
  8. ネットワーク設定をリセットする
  9. システム不具合も起きている場合
  10. まとめ

Part1:サーバー接続エラーの症状を切り分ける

同じようなエラーメッセージでも、メールの受信、送信、アカウント認証、通信環境など、問題が起きている場所によって対処法が異なります。

症状 考えられる原因 最初に確認すること
Safariやほかのアプリも通信できない Wi-Fi、モバイル通信、機内モード、回線障害 通信方法を切り替えてWebサイトを開く
メールを受信できない IMAP・POP、パスワード、データ取得、サーバー障害 Webメール、受信設定、アカウント認証
メールを送信できない SMTP、送信認証、添付ファイル、送信制限 送信サーバーとサービス提供元の案内
特定のメールアカウントだけ使えない 該当アカウントの認証切れ、障害、設定不良 同じアカウントをWebメールで確認する
すべてのメールアカウントが使えない 通信、VPN、iPhone側の設定、iOS不具合 別回線、再起動、VPN、iOS更新
パスワード変更後から使えない iPhoneに古い認証情報が残っている アカウントの再認証または再登録

最初に「メールだけの問題か」「iPhone全体の通信問題か」を分けることで、不要な設定変更を避けられます。

Part2:通信環境とメールサーバーの状態を確認する

最初に、iPhoneがインターネットへ正常に接続できているか確認します。

ステップ1Safariで別のWebサイトを開きます。

Safariを開き、普段利用しているWebサイトを表示してください。Webサイトも開けない場合は、メール設定より通信環境の確認を優先します。

ステップ2Wi-Fiとモバイルデータ通信を切り替えます。

Wi-Fiをオフにしてモバイルデータ通信でメールを更新します。モバイル通信で成功する場合は、Wi-Fiルーター、DNS、VPN、ネットワーク制限などが疑われます。

ステップ3機内モードを一度オン・オフします。

コントロールセンターから機内モードをオンにし、数秒待ってからオフにしてください。通信が再接続された後、メールを更新します。

ステップ4メールサービスの障害情報を確認します。

利用しているメールサービスの公式障害情報を確認してください。iCloudメールの場合はAppleのシステム状況、GmailやOutlook、通信会社メールの場合は各社の公式案内を確認します。

確認結果 判断
Wi-Fiでは失敗し、モバイル通信では成功する Wi-Fi、ルーター、VPN、ネットワーク制限の可能性
どの通信でも特定アカウントだけ失敗する メールアカウントまたはサービス側の可能性
ほかの端末でも同じメールが使えない アカウントまたはサーバー障害の可能性
iPhoneのすべての通信が不安定 iPhoneのネットワーク設定や回線の可能性

Part3:Webメールとアカウントの状態を確認する

メール提供元のWebサイトからメールへログインできるか確認すると、iPhone側とアカウント側を切り分けやすくなります。

ステップ1SafariでWebメールを開きます。

iCloud、Gmail、Outlook、Yahoo!メール、通信会社メールなど、利用中のサービスの公式Webメールへアクセスしてください。

ステップ2同じメールアドレスとパスワードでログインします。

Webメールへログインできる場合は、メールアカウント自体は利用できており、iPhone側の認証情報や設定に問題がある可能性があります。

ステップ3Webメールでも使えない場合はアカウントを復旧します。

パスワードを再設定し、アカウントの停止、容量不足、セキュリティ通知、利用規約への同意などがないか確認してください。

Webメールの結果から分かること

  • Webメールに入れる:iPhone側の認証・設定を確認
  • Webメールに入れない:パスワードやアカウント状態を確認
  • ほかの端末でも使えない:サーバー障害やアカウント問題を確認
  • Webメールでは新着がある:iPhoneの取得設定を確認

Part4:パスワード変更後はiPhone側を再認証する

メールのパスワードを変更した後、iPhoneに古い認証情報が残っていると、サーバーへの接続に失敗することがあります。

ステップ1メールアカウント設定を開きます。

現在のiOSでは、「設定」→「アプリ」→「メール」→「メールアカウント」の順に進み、問題があるアカウントを選択します。

古いiOSでは、「設定」→「メール」→「アカウント」と表示される場合があります。

ステップ2再ログインの案内を確認します。

「パスワードを再入力」「アカウントエラー」などが表示されている場合は、画面の案内に従って認証し直してください。

ステップ32段階認証の条件を確認します。

メールサービスによっては、通常のパスワードではなく、アプリパスワードやブラウザでの追加認証が必要になる場合があります。利用中のサービスの公式案内を確認してください。

メールのパスワードを変更しただけで、Apple AccountのパスワードやiPhoneのパスコードまで変更する必要はありません。

Part5:メールの受信・送信設定を確認する

再認証しても改善しない場合は、受信と送信のどちらで問題が起きているか確認します。

メールを受信できない場合

現在のiOSでは、「設定」→「アプリ」→「メール」→「メールアカウント」→「データの取得方法」を確認します。

設定・症状 確認内容
プッシュ メールサービスがプッシュ受信に対応しているか
フェッチ 自動、15分、30分、1時間などの取得間隔
手動 メールアプリを開いた時だけ取得される設定ではないか
メールがオフ 該当アカウントでメール利用が無効になっていないか

メールを送信できない場合

送信だけ失敗する場合は、SMTPサーバー、送信時の認証、メール容量、添付ファイルサイズ、送信制限などを確認してください。

手動設定のメールを使用している場合

企業メール、自社ドメイン、プロバイダメールなどを「その他」から手動登録している場合は、次の項目をメール提供元の公式情報と照合します。

設定項目 確認内容
受信方式 IMAPまたはPOP
受信サーバー ホスト名、ユーザー名、パスワード
送信サーバー SMTPホスト名と認証情報
SSL 提供元が指定するオン・オフ
ポート番号 提供元が指定する受信・送信ポート

インターネット上の一般的な数値を使って、SSLやポート番号を推測で変更しないでください。必ずメール提供元または会社の管理者が案内する値を使用します。

Part6:iPhone側の設定を確認する

通信とメールアカウントに問題が見つからない場合は、iPhone側の日時、VPN、ソフトウェアを確認します。

ステップ1日付と時刻を自動設定にします。

「設定」→「一般」→「日付と時刻」を開き、「自動設定」をオンにしてください。

ステップ2VPNやセキュリティアプリを確認します。

VPN、広告ブロック、セキュリティアプリ、会社や学校のフィルタリングが通信を制限している場合があります。管理端末の場合は、設定を削除せず管理者へ確認してください。

ステップ3iPhoneを再起動します。

一時的なネットワークやメールアプリの不具合であれば、再起動で改善することがあります。

ステップ4iOSを更新します。

「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」から、利用可能な更新を確認してください。

Part7:メールアカウントを削除して再登録する

Webメールへログインでき、通信にも問題がないのにiPhoneだけ接続できない場合は、メールアカウントを削除して再登録すると改善することがあります。

削除前に確認すること

  • Webメールにメールが残っているか
  • メールアドレスとパスワードが分かるか
  • 2段階認証を利用できるか
  • 端末内だけに保存した下書きがないか
  • 連絡先、カレンダー、メモも同じアカウントを使っていないか
  • 会社や学校の管理アカウントではないか

ステップ1メールアカウントを開きます。

「設定」→「アプリ」→「メール」→「メールアカウント」の順に進み、該当するアカウントを選択します。

ステップ2「アカウントを削除」または「サインアウト」を選びます。

この操作はiPhoneからアカウントを取り除くものであり、通常はメールサービス自体の契約を解約する操作ではありません。

ステップ3メールアカウントを追加し直します。

「メールアカウント」→「アカウントを追加」から、iCloud、Google、Microsoft Exchange、Yahooなど適切なサービスを選び、再度ログインしてください。

サービスが一覧にない場合のみ、「その他のアカウントを追加」から提供元の設定情報を入力します。

Part8:改善しない場合はネットワーク設定をリセットする

複数のメールアカウントやほかの通信機能でも問題が続く場合は、ネットワーク設定のリセットを検討します。

ステップ1必要なネットワーク情報を控えます。

Wi-Fiのパスワード、VPN設定、会社や学校で利用する証明書や接続情報を確認してください。

ステップ2ネットワーク設定をリセットします。

「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「リセット」→「ネットワーク設定をリセット」の順に進みます。

リセット後に影響する可能性がある項目

  • 保存済みのWi-Fiネットワークとパスワード
  • 手動で設定したVPN
  • 手動で信頼した証明書
  • 一部のモバイル通信設定
  • 接続していたネットワーク

写真、アプリ、メッセージなどの個人データを消去する操作ではありませんが、ネットワークの再設定が必要になります。

Part9:メールエラーと一緒にシステム不具合がある場合

メールの接続エラーだけであれば、通信、アカウント、サーバー設定の確認を優先します。通常はシステム修復ツールを使用する必要はありません。

ただし、メールエラーに加えて、iPhoneがAppleロゴから進まない、再起動を繰り返す、黒画面になる、複数のシステムアプリが起動しないなどの症状がある場合は、iOS全体の不具合が関係している可能性があります。

その場合は、まず重要なデータのバックアップ状況を確認し、Apple公式サポートやiOSの修復方法を検討してください。物理故障が疑われる場合は、ソフトウェア修復ではなく修理相談を優先します。

Dr.FoneのiOS修復機能は、Appleロゴから進まない、黒画面、リカバリーモードなど、iPhoneのシステム・起動異常が同時に起きている場合に確認できる選択肢です。

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まとめ

iPhoneのメールで「サーバーへの接続に失敗しました」と表示された場合は、まずSafariで通信できるか確認し、Wi-Fiとモバイルデータ通信を切り替えてください。

次にWebメールへログインし、アカウントやサーバー側に問題がないか確認します。Webメールでは使えるのにiPhoneだけ失敗する場合は、パスワードの再認証、データ取得設定、メールアカウントの再登録を順番に行います。ネットワーク設定のリセットやシステム修復は、基本的な確認で改善しない場合に限って検討しましょう。

iPhoneでサーバーへの接続に失敗する時によくある質問

  • サーバーへの接続に失敗したらiPhoneの故障ですか?
    必ずしも故障ではありません。通信不良、メールサービスの障害、パスワード変更後の認証切れ、VPN、メール設定などでも表示されます。まずSafariとWebメールが使えるか確認してください。
  • iPhoneのメールだけ接続できない時はどうしますか?
    Webメールへログインできるか確認し、現在のiOSでは「設定」→「アプリ」→「メール」→「メールアカウント」から、該当アカウントの認証状態を確認してください。
  • Wi-Fiでは失敗し、モバイル通信では成功する原因は?
    Wi-Fiルーター、DNS、VPN、ネットワークのフィルタリングなどが疑われます。ルーターを再起動し、別のWi-Fiでも同じか確認してください。
  • パスワード変更後からメールを取得できない時は?
    iPhoneに古い認証情報が残っている可能性があります。メールアカウント設定を開き、再ログインの案内に従って新しいパスワードで認証してください。
  • メールアカウントを削除するとメールも消えますか?
    サーバーに保存されているメールは再登録後に同期できますが、端末内だけに保存されたメールや下書きが消える可能性があります。削除前にWebメールと必要なデータを確認してください。
  • ネットワーク設定をリセットすると何が消えますか?
    保存済みWi-Fi、手動設定したVPN、信頼した証明書などが削除または初期化されます。写真やアプリなどの個人データを消去する操作ではありません。
  • IMAPやSMTPの設定は変更した方がよいですか?
    iCloud、Google、Exchange、Yahooなどを自動設定している場合は、推測で変更しないでください。企業メールや手動登録したメールのみ、提供元の公式案内と照合します。
藤原 弘子
藤原 弘子 Jul 17, 26
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