昨日まで使っていたアプリが突然消えた経験はありませんか。
スマートフォンを開いたら、ホーム画面にあったはずのアプリが見当たらず、どこにいったのかわからなくなることもあるかもしれません。
特に、よく使うアプリや仕事・趣味に関する大切なアプリが消えると、大きな影響が出るでしょう。
また、アプリが消えた原因がわからないと、焦ってしまうかもしれませんが、落ち着いて対処すれば大丈夫です。
この記事では、iPhoneとAndroid両方に対応したアプリがホーム画面から消えた時の対処法を詳しく解説します。
Part1:アプリが消える原因と即効チェック
アプリが消える主な原因は次の3つです。
- 間違って削除してしまった
- ホーム画面からアイコンが消えただけ
- ウイルスや不具合
それぞれ詳しく解説します。
・間違って削除してしまった
スマートフォンでは、アプリを長押しすると削除メニューが表示されます。
そのまま気づかないうちに誤って削除してしまうことがあります。
特にホーム画面の整理中や家族などがうっかり削除してしまう可能性があります。
・ホーム画面からアイコンが消えただけ
iPhoneやAndroidでは、アプリが完全に削除されていなくても、ホーム画面からアイコンが消えることがあります。
Appライブラリやアプリ一覧などにアプリがあれば、アプリはアンインストールされていません。
ホーム画面からアイコンが消えた場合は、アプリがアンインストールされていないかを確認してみてください。
・ウイルスや不具合
OSの不具合やウイルス感染が原因で、アプリが消えてしまうこともあります。
他のアプリやファイルも消えている時や知らないアプリが勝手にインストールされている時などは注意が必要です。
この場合は、焦らずにまずはウイルススキャンを実行し、スマホの状態を確認しましょう。
アプリが削除されたか不安になったら次の方法で確認してみてください。
・iPhoneの場合
手順1. ホーム画面で一番右までスワイプして、Appライブラリを開きます。
手順2. 上部の検索窓にアプリ名を入力して検索してみます。
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・Androidの場合
手順1.ホーム画面で下から上にスワイプします。
手順2.検索窓にアプリ名を入力して検索してみます。
Part2:消えたアプリを戻す5つの方法
アプリが消えてしまった場合、状況に応じた適切な方法を試すことで、消えたアプリを戻すことができます。
iPhoneとAndroidの両方で使える消えたアプリを復元する5つの方法を詳しく解説します。
2-1:App StoreまたはGoogle Play Storeから再インストールする
まずは、iPhoneならApp Store、AndroidならGoogle Play Storeから再インストールを試してみてください。
【iPhoneの場合】
手順1. App Storeを開き、右下の検索をタップします。
手順2. 検索窓に消えたアプリ名を入力します。
手順3. 右側に雲マークがあれば再インストールします。入手と表示されれば初回インストールです。
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【Androidの場合】
手順1. Google Play Storeを開き、下のタブの検索をタップします。
手順2. 検索窓にアプリ名を入力します。
手順3. インストールをタップして再インストールします。
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2-2:Appライブラリまたはアプリ一覧から戻す
iOS 14以降では、アプリを削除しなくてもホーム画面から非表示にできるAppライブラリ機能があります。
そのため、次の手順でAppライブラリまたはアプリ一覧からアプリを戻してみてください。
【iPhoneの場合】
手順1. ホーム画面を一番右までスワイプしてAppライブラリを開きます。
手順2. 上部の検索バーにアプリ名を入力します。
手順3. 見つかったアプリを長押ししてホーム画面に追加します。
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【Androidの場合】
手順1. ホーム画面で下から上にスワイプしてアプリ一覧を開きます。
手順2. 検索窓にアプリ名を入力して探してください。
2-3:ストレージからアプリのインストール状況を確認する
アプリを削除した覚えがないのに見つからない場合、実際にはデバイス内に残っている可能性があります。
ストレージからアプリのインストール状況を確認してみましょう。
【iPhoneの場合】
手順1. 設定アプリを開き、「一般」をタップします。
手順2. 「iPhoneストレージ」をタップします。
手順3. インストール済みのアプリが表示されるので、消えたアプリがあるか確認してください。
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【Androidの場合】
手順1. 設定アプリを開き、「ストレージ」をタップします。
手順2. 「ストレージを管理」をタップします。
手順3. アプリ一覧をタップして、インストール済みのアプリをチェックします。
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2-4:スマートフォンを再起動する
スマートフォンが不安定な状態では、一時的にアプリが表示されなくなる場合があります。
そのため、再起動を試すとアプリが元に戻ることがあります。
【iPhoneの場合】
手順1. 電源ボタンと音量ボタンを同時に長押しし、スライダをドラッグして電源を切ります。
手順2. 数秒待ってから、再度電源ボタンを長押しして起動します。
【Androidの場合】
手順1. 電源ボタンを長押しし、再起動または電源を切るを選択します。
手順2. 数秒後に再度電源を入れ直します。
2-5:Apple IDまたはGoogleアカウントを確認する
アプリはiPhoneの場合はApple ID、Androidの場合はGoogleアカウントと連携しているため、アカウントにより購入履歴が管理されています。
アカウントが変更されると、以前のアカウントでダウンロードしたアプリが表示されなくなる場合があります。次の手順でアカウントを確認してください。
【iPhoneの場合】
手順1. 設定アプリを開き、一番上のApple IDをタップします。
手順2. 「メディアと購入」をタップします。
手順3. 「アカウントを表示」をタップします。
手順4. 「購入履歴」をタップして、アプリを確認します。
【Androidの場合】
手順1. 設定アプリを開き、「アカウント」をタップします。
手順2. 表示されたアカウントを確認し、タップします。
手順3. 「アカウントの同期」をタップして、アプリを確認します。
Part3:消えたアプリのデータを復元する方法
クラウドでバックアップを取っていない場合や、アプリのデータが復元できない場合は、Dr.Foneデータ復元を使用するとデータを復元できる可能性があります。
Dr.Foneデータ復元は、写真、連絡先、メモ、カレンダーなどあらゆるデータを復元可能です。
また、iPhoneならiCloudやiTunes、AndroidならGoogleドライブのバックアップからもデータを復元できます。
【手順】
ステップ1. Dr.Foneをインストールし、左メニューのツールボックスをクリックします。
ステップ2. メニュー画面から「データ復元」をクリックします。
ステップ3. OS選択画面で「iOS」を選択します。
ステップ4. 復元方法を選び、iPhoneをパソコンに接続します。
ステップ5. 復元したいファイルの種類を選択し、「開始」をクリックします。
ステップ6. 端末のスキャンが開始され、完了したら復元を開始します。
Part4:よくあるご質問
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Google PlayストアやApp Storeでアプリが見つからない時がありますが、なぜですか?
アプリがストアから削除された可能性があります。例えば、開発元が配信を終了した場合やストアポリシー違反により削除された場合が考えられます。開発元の公式サイトやSNSで別のダウンロード方法が案内されている場合もあるので、確認してください。 -
アプリのデータを消さずに再インストールする方法はありますか?
iPhoneでは、アプリを削除せずに「取り除く」を選択すれば、データを保持したまま再インストールが可能です。 -
アプリが勝手に削除されることはありますか?
通常、アプリが勝手に削除されることはありません。ただし、iOSの場合、長期間使用しないアプリを自動的に削除する機能がオンになっている場合があります。
藤原 弘子
編集長