写真愛好家にとって、2019年の新型iPhone11 Pro/11 Pro Maxは、カメラです。
まずは、画素からみれば、iPhone XS / XS Max / XRと比べて、iPhone11 Pro/11 Pro Maxのカメラの性能は大幅に向上しました。本質的に、iPhone 11 ProとiPhone 11 Pro Maxは同じスマートフォンですが、サイズだけ異なっております。 より小さな画面のスマートフォンを好む場合は、iPhone 11 Proがいい選択です。 大きい画面のスマートフォンを好む場合は、iPhone 11 Pro Maxを検討してください。
iPhone XS / XS Max / XR | iPhone11 Pro/11 Pro Max | |
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インカメラ(前面カメラ) | 700万 | 1200万 |
リアカメラ(背面カメラ) | 1200万×2 | 1200万×3 |
iPhone 11 Pro / 11 Pro Maxは初めての3つのレンズを備えたiPhoneモデルです。発売前にレンズの配置やデザインについて、「三眼カメラが見苦しい」という不満がありましたが、なぜAppleはこのトリプルカメラを公式に使用しましたか。
この配置は実際、1925年に最初に導入された35mmフィルムカメラ「Eyemo」と同じようにデザインされています。このカメラは小さくて、耐久性があって、戦地写真家の愛用カメラです。 Eyemo71C35mmのムービーカメラも3レンズの三角形配列でデザインされており、1:2 / 28mm、1:2、5 / 47mm、1:2 / 50mmのレンズで、とてもクラシックです。 iPhone 11 Proのトリプルカメラを振り返って見てください。よく似ていません? 見れば見るほど気に入るようになりませんか。
iPhone XS、iPhone XS Maxのデュアルカメラには「広角レンズ」と「望遠レンズ」が搭載されます。iPhone 11のトリプルカメラは「超広角レンズ」が追加されて、6.1インチのiPhone 11と6.5インチのiPhone11 Pro Max、この2種類のモデルに搭載されます。 望遠レンズのメリットは、画像アプリによる加工をしなくてもボケを活かしたポートレート写真が撮れることです。デュアルカメラには広角レンズがメインカメラですが、トリプルカメラのメインカメラも広角レンズです。写真愛好家のユーザーにとっては、超広角レンズこそ最も目を引くポイントです。超広角レンズが一眼カメラ用のレンズ群のなかでも珍しくて値段が高いものですから、スマートフォンに搭載されて気軽に撮影できるなら大歓迎になりそうです。
超広角レンズ | 広角レンズ | 望遠レンズ | |
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レンズ焦点 | 約12mm | 約28mm | 約50mm |
メリット | 写る範囲は人間の目が見られる範囲に相当するほど広い | 人物も風景もよく取れる万能レンズ | ポイントとなる被写体を大きく切り取って背景をボカして浮かび上がらせる |
超広角カメラには「Smart Frame」という新機能が追加されます。「Smart Frame (スマートフレーム)」 とは、写真撮影時にフレームに収まらない部分も自動で撮影し、撮影後に自由に切り取りや収まらなかった部分を入れて編集ができる機能です。
AppleはGoogle ナイトサイトに匹敵する夜間撮影能力を持つナイトモード機能が開発され、新型iPhoneシリーズでテストが実施されました。すでにリリースされるiOS 13 に搭載されています。このナイトモード機能が2018年の iPhone XS、iPhone XRなどの従来モデルに適用でるかどうかはまだ不明です。
先日リリースされたiOS13のベータ版では、AIによる背景消去ツールがカメラに搭載されることが分かりました。AIによるリアルタイム映像処理を本格的にカメラに取り込むことで、消費者の目を大きく引きつけることができると考えられます。 iPhone向けのデータバックアップ&復元ソフト「dr.fone iOS Suite」で、スマホのトラブルを簡単に解決します。
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藤原 弘子
編集長