近年、通信機器関連の業界でも話題になっていた折りたたみスマートフォンが、MWCバルセロナでSamsungとHUAWEIから正式に発表されました。同じ折りたたみ機能を持つスマートフォンですが、両社には折りたたみ方や価格に大きな違いがあります。
また機能についてもどんな違いや特徴があるのか気になるところです。そこで折りたたみ型スマートフォンGalaxy Foldと、Mate Xの違いを紹介させて頂きます。
まず一番気になるのが本体の価格です。Galaxy Foldが日本円にして約22万円からの設定に対して、Mate Xは約29万円になります。 Galaxy Foldは、4G・5G通信対応の機種を用意しています。これに対してMate Xは、5G通信標準とデュアルシム仕様にしています。この辺に価格の差がある様です。
何方の機種も画面を折りたたむ為のヒンジの開発には時間をかけた様ですが、Galaxy Foldが画面を内側に閉じる谷折りです。これに対してmate xは、画面が外側に来る山折りになっています。先ずこれが二つの機種の一番大きな違いです。 この様に折り方の違いにより、Mate X は一つの画面を分割して閉じている時にも両面を個々に使えます。対してGalaxy Foldは内側に画面が来る為、必要性を考えて外側との2面の仕様になっています。
たたみ方の違いからも関係している様ですが、Galaxy Foldはメイン画面が7.3インチと外側(カバー面)が4.6インチです。 Mate Xは広げた時の画面の大きさが8インチ、折りたたんだ状態では6.6と6.38インチなので、画面の大きさに関しては若干ですがMate Xの方が大きいです。
また、カメラの配置もGalaxy Foldは各画面に6個のカメラを分けて配置しているのに対して、Mate Xではカメラのレンズやノッチ類をコンパクトに取りまとめて、背面の片側に3つ並べて配置しています。 これによりカメラレンズの影響を受けずに、フルフラットな8インチの画面を実現しています。
OSに関してはどちらもAndroid 9.0(Pie)なのですが、CPUに関してはGalaxy Foldは7㎚64bit オクタコア(8コア)2.84GHzを使用しています。 Mate Xの方は、Carter-A76(2.6GHz)×2&Cortex-A55×48コア2.6 GHzを使用しています。
メモリーに関してですが、Galaxy Foldは12GBを搭載しているのに対して、Mate Xは8GBを搭載しています。 ストレージは共に512GBですが、Galaxy Foldは外部ストレージに非対応なのに対して、Mate XはNM Card(256)に対応しています。携帯電話としては、どちらも大容量だと思います。
また先ほど話に出たカメラに関しても、Galaxy Foldは6つの異なるカメラを装備して、携帯電話がどの様な状態でも写真が撮影出来る様にしています。 対してMate Xの方はカメラの数は少ないですが、異なるレンズ(ライカ製)が3つ備わり、セルフィーカメラをメインカメラのシステムを利用する事で、高画質での撮影が出来る様にしています。この様にカメラの仕様にも特徴の違いが出ています。
移動時の保管に大きく影響する本体の大きさや厚みですが、折りたたみ時におけるGalaxy Foldのサイズは、高さ162.6mm×幅77.1㎜×奥行7.94㎜(重さ198g)です。一方Mate Xの方は、高さ161.3mm×幅78.3㎜×奥行11㎜(重さ295g)です。 厚み(奥行)に関してはSamsungがスリム化にこだわったと言っていた通り、Galaxy Foldの方が若干ですがスリムです。
もう一つデザインにこだわる方は関心が高い本体のカラーですが、Galaxy Foldには4色のボディーカラーの用意があります。
これから先5G通信化され、スマートフォンのメモリー容量も増大してゆく傾向にあります。それに伴いデータの保存量が増えていく事を考えると、スマートフォンのデータ管理は必要になります。 しかし、難しく考える事はありません。携帯電話の乗り換え時のデータの移行・復元・バックアップ等が簡単に行え、パソコンで使えるソフト dr.foneがあります。Wondershare社から出ているので、一度公式サイトで無料版を試してみてください。
1-Clickでスマホのデータを他のスマホに移行
akira
編集